BTSの国連演説を海外メディア絶賛「BTSは国連の常連」

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BTS(防弾少年団)が第76回国連総会で伝えたメッセージに海外メディアも注目している。

【写真】「全員“すっぴん”!?」BTSのオフショット

BTSは9月20日に開催された国連総会特別イベント「持続可能な発展目標(SDGs)」の開会セッションで、若者世代の声を全世界に伝えた。コロナ禍の状況で、より健康に生きていくために努力する若い世代の話などを紹介し、大きな共感を呼んだ。

彼らは挑戦を恐れない若者世代について、「コロナによる“ロスト・ジェネレーション”ではなく、“ウェルカム・ジェネレーション”という名前の方がふさわしい。変化に怯えるよりは、ウェルカムと言いながら前に進んでいく世代という意味」と強調。メンバー全員の韓国語演説に続き、会場など国連総会を駆け巡りながら『Permission to Dance』のパフォーマンスを披露し、注目を集めた。

数々の米有力メディアが注目
(写真=BIGHIT MUSIC)

そしてアメリカの有力メディアは、このようなBTSの活動を取り上げ、注目している。『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』は、「国連のメインステージに上がったBTS…100万人以上のファンがリアルタイムで見守った」と題した記事をホームページに掲載している。

『The Washington Post(ワシントン・ポスト)』も、「100万人の視聴者が、月曜日を最も熱く盛り上げたイベントを見守った」と言及したあと、「7人のメンバーは若い世代の経験を分かち合い、未来を見る観点がパンデミックによってどう変わっているのかについて話した」と伝えた。

続いて音楽メディアの『Billboard(ビルボード)』は、「BTSは愛と共同体のメッセージをグローバルステージにもたらした。彼らは、世界をよりきれいで効率的な場所にするために集中する若い世代に、希望のメッセージを伝えた」と紹介している。

またITメディアの『Mashable(マッシャブル)』は、BTSが2018年と2020年に続いて3度目となる国連演説に参加したことについて、「BTSは、もはや国連の常連」と評し、『Rolling Stone(ローリング・ストーン)』『Variety(バラエティー)』『Teen Vogue(ティーンヴォーグ)』などの主要メディアも、BTSの国連総会での演説とパフォーマンスにフォーカスを当てた。

なおBTSは、第76回国連総会での演説やインタビューをはじめ、メトロポリタン美術館の韓国室への訪問、米ABC放送のインタビューなど、活発な特使活動を行っている。