内閣府によると、日本の個人金融資産の約6割を60代以上のシニア層が保有しています。しかし、その莫大な資産の大半は「子や孫に残す」ために使われず、抱え込まれているのが現状です。そんななか、数年前に妻を見送り、現在は地方都市で一人暮らしを送るヒロシさん(仮名・71歳)は、〈資産8,000万円〉を保有しながら「残してやる気は一切ない」と語ります。資産を使わず抱え込むシニアが多いなか、「自分のためにお金を使い切る」