神田うの(2016年12月)

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 メディアに登場するたびに「照明で飛ばさないとシワシワ」「顔面崩壊」などとネットでスレッドが立ち、劣化ぶりが指摘されていた神田うの(43)。

【写真】神田うのが20代、30代の頃、最近のインスタの画像

 しかし最近インスタグラムにポストしている顔はどれもパンパンに張っており、「美顔アプリ?」「直した?」「第二の平子理沙」と、謎の若返りっぷりが話題に。

 ネットウオッチャーの注目の的になっていた神田だが、友人でセレブに人気のクロスフィットトレーナー AYA氏が9月26日、神田と2人で撮影した画像を自身のインスタグラムにポストすると、“変貌っぷり”がスゴすぎるとコメント欄が神田の見た目に関する意見で埋まる事態となった。

 そこで神田は、指摘された整形疑惑をAYA氏のコメント欄で《私の目も鼻も整形ではありません》と真っ向否定。

 さらに、《私がやっていますのはヒアルロン酸とベビーコラーゲン注射です。(中略)ほうれい線や目の下のシワなどに入れ膨らますものです。40歳を過ぎた周りの友人達は皆さんエチケットとしてやっていますね。(中略)これは整形ではなくいわゆる若返りですかね》

《来年は44歳になります。老け込んだ汚いお顔は失礼になりますので、今後も40歳過ぎてからのエチケットであるヒアルロン酸とベビーコラーゲンと上手に付き合いながら歳を重ねていきます》などと1600文字を超える長文で説明。

 するとネットでは《シワをそのままにしているのは失礼ってこと?》《神田さんの周りではエチケットって、一般人馬鹿にしてる?》と声が上がり、より事態は炎上。

 果たして“若返りプチ整形”は整形に入らないのか? また、神田うのの顔面はどのように変わったのか? 美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。

――以前は劣化が指摘され、今は「顔が変わった」と話題になっている神田さんですが、最近の写真を見て、どう思われますか?(20代の頃、30代の頃、最近のインスタグラムの写真を見せる)

高須「数年前、30代の神田さんはなかなかシワっぽいね……。最近の写真を見ると、おでこ、鼻、目の下、頬、ほうれい線と、加齢でしなびたところをきっちり埋めたと思う!」

――やはりそうですか!

高須「でも、神田さんのコメント通り、私たち美容整形医の視点としてもプチ整形は“整形”ではないね。バストにシリコンバッグを入れたり、鼻を高くしたり、自分の持ってないものを作る手術は“整形”だけど、失われたものを足して復活させるプチ整形は“アンチエイジング”でしょう」

――なるほど。そうすると他人のインスタグラムのコメント欄を借りて長文で返した云々は別にして、神田さんの“若返り”を行っているという考えは合っているんですね。

高須「そうですね、そういった意味で彼女のメンテナンスは成功してると言えるでしょう。10代の頃から芸能界にいて、そこから見ているファンからしたら老けたかもしれないけど、普通に“43歳の女性だよ”って紹介されたら若いなと思われるルックスだと思うよ。ただ、ちょっとパンパンになっているから、もう少しヒアルロン酸注入量を減らしてもいいかも? もっと若くなろうと欲を出すと“いかにもヒアル”顔になっちゃうからね!」

セレブ界では顔面メンテナンスが当たり前?

――いかにも顔……それはかえって悪目立ちしそうですね。でも《私たちの間ではエチケット》なんて言われると、プチ整形していない40代の方がマナー知らずみたいな印象を受けてしまい、少しきつい言い方に思えました。

高須「それは良くないね! みんなそれぞれ美に対して考えも環境も違うし、自分に合ったやり方で美容ケアすればいい。でも彼女のキャラには合ってるから、“2018年炎上納め”みたいなニュースではあったけど(笑)」

――(笑)。ところで、昔からセレブ界では顔面をメンテナンスする風習はあったのでしょうか?

高須「ありました! でも今のプチ整形と違い、昔は1年くらい持つ、糸のリフトアップが主流だったから、1年分を年末にまとめてする人が多かったね。大掃除を終えたらリフト用の糸も取り替え……みたいな」

――顔も大掃除して新年を迎えていたんですね! ところで神田さんは若い頃から大人っぽく、今も43歳にしては少し老けているようにも見えます。もともとの顔立ちが老けやすいというのはあるのでしょうか?

高須「目や頬がくぼんでいると老けて見えますね。神田さんも目の下がシワっぽくってクマ気味かも? モデル出身だし、ヤセているから肌のハリが出にくいのかもしれないね」

――なるほど。ヤセ気味なのも一因なんですね。ところでうのさんの「若返り(アンチエイジング)はエチケット」との発言ですが、今、セレブ界隈ではそのような認識になっているのでしょうか?

高須「昔から、美人は全員アンチエイジング対策が大好きだから! やらない人は時間やお金の都合がつかない場合。ヒマでお金があるセレブならやるほうが自然かもね」

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。