インテリアの置き方はセンスがいると思われがち。ですが、配置のポイントを知っておくだけで、家の雰囲気が一気にあか抜けます。今回は手もちのインテリアが見違える「黄金比」を紹介します。ルームスタイリストプロで、インテリア販売の経験をもつ岸上のぞみさん(30代)に教えてもらいました。

美しいと感じる「1:1.618」の黄金比

人がいちばん美しいと感じる黄金比と言われているのが「1:1.618」の比率。こちらは身のまわりのさまざまなデザインに使われています。身近なものだと、ポスターや名刺、クレジットカードの縦横比もそう。Appleの企業ロゴにも用いられていると言われています。

【写真】インテリア配置のOK例

黄金比を活かした「インテリアの置き方」

よく見かけるのが、あきスペースいっぱいに雑貨が並べられている光景。お気に入りのものが集まっているのはすてきですが、「とりあえず並べた」印象に見えることも。わが家で好きなものを飾るときは、あえて余白をとることを心がけています。

ではここから、横35cm×縦30cmの飾り棚(ニッチ)で実践してみましょう。厳密に計算しなくても、画像を見てだいたいの余白の割合を覚えればOKです。

インテリアの黄金比を意識してみるとこのように変わります。雑貨の幅と飾り棚の横幅がおおよそ黄金比になるよう、ものの数を絞ってみました。引きで見たときのまとまりがよくなって、すっきりと整った雰囲気が出てきました。

花や本で高さを出すとさらにおしゃれ

先ほどのままでもよいのですが、上の余白部分がなんとなくさみしい印象です。先ほどの配置に、今度は高さのバランスもプラスして応用。花ビンにお花を生けて高さを出してみました。

●本を積んだり、花の茎を切って調整してみる

こちらは、花びらのてっぺんまでの高さと棚の高さがおおよそ黄金比になるように置きました。ニッチの四角に対してインテリアがバランスよく収まっています。

高さを調整するときは、本や花といったアイテムがおすすめ。雑貨の高さ自体は変えられませんが、下に本を積んだり、茎の長さを調整することで黄金比に近づけられます。

高価なアイテムを買いたしたりしなくても、インテリアが見違える「黄金比配置」のコツをお届けしました。ものを少し動かすだけで暮らしの景色が変わり、家の雰囲気も変わってくることを実感できるかもしれません。

気に入って迎えた雑貨なのに、家で並べるとなんだかしっくりこない…という方は、ぜひお手もちのアイテムで試してみてくださいね。