一部改良で精悍マスクに進化したマツダの「商用バン」に注目!

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トヨタがダメでもマツダは「イケる」のか!?

 ここ数年、すっかり入手困難となったトヨタの商用バン「ハイエース」。

 そのOEM供給を受けて販売されるマツダ版の「ボンゴブローニイ バン」なら、注文は可能なのでしょうか。

【画像】超カッコいい! これがマツダの全長4.7m級「最新“スライドドア”バン」です! 画像で見る(30枚以上)

 マツダの販売店に聞いてみました。

 初代ボンゴブローニイは、商用バン「ボンゴ」の上位モデルとして1983年6月にデビューしました。

 その後、1999年6月に2代目へとフルモデルチェンジを果たします。

 しかし、ボンゴブローニイ トラックが2000年に、ボンゴブローニイ バンが2010年に生産を終了し、モデルライフに一度ピリオドが打たれました。

 それからおよそ9年後の2019年4月、元号が令和になったその月にトヨタから5代目「ハイエース バン」のOEM供給を受ける形で大復活を果たしています。

 ボンゴブローニイ バンのボディサイズは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmで、ハイエースバンで4ナンバー登録となる「ロングボディ・標準幅・標準ルーフ」仕様のみがボンゴブローニイバンとしてラインナップされていることになります。

 搭載されるパワートレインは、最高出力136PS・最大トルク182N・mを発生する2リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、最高出力151PS・最大トルク300N・mを発生する2.8リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジンの2種類をラインナップ。

 トランスミッションは全車6速ATで、駆動方式は2WD(FR)と4WDから選択可能です。

 乗車定員は3人(後席格納時)/6人乗りで、荷室長3000mm(リアシート使用時1960mm、リアシート折りたたみ時2675mm)、荷室高1335mm、荷室幅1545mmと、高い積載性をもっています。

 ハイエース バンとの違いはほとんどなく、フロント・リアおよびステアリングホイール、ホイールキャップのエンブレムがマツダになるぐらいで、基本的なデザインは同じです。

 なおハイエース バンは2026年1月13日に一部改良を実施し、通称「9型」に進化しており、ボンゴブローニイ バンもこれに準じた改良が施されています。

 具体的には、全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールの新採用をはじめとする先進運転支援機能の進化や、新デザインの「Bi-beam LEDヘッドランプ」採用(一部グレード)などです。

 ただし今回の改良で全車に採用されているコネクテットナビ対応の8インチディスプレイオーディオとパノラミックビューモニターは備わっておらず、従来型同様のアンダーミラー(通称“ガッツミラー”)がそのままというのは、興味深いところです。

 改良後のボンゴブローニイ バンの車両本体価格は「DX」(2WD・ガソリン)299万7500円から「GL」(4WD・ディーゼル)419万9800円で、グレード間の価格差はおよそ23万円から21万円です(いずれも消費税込み)。

 ハイエースの納期が長期化しているなか、ボンゴブローニイ バンの入手は可能なのか、2026年3月中旬に首都圏にあるマツダディーラーに問い合わせてみました。

「現在、ボンゴブローニイ バンはオーダーストップの状態です。ハイエース バンのOEM車ということで、ボンゴブローニイ バンであれば買えるかもしれないという期待からお問い合わせをいただくことも多いのですが…」

 他のマツダディーラーにも問い合わせてみました。

「ボンゴブローニイ バンは受注停止の状態です。受注再開の目処が立たない状態で、お問い合わせいただくお客様にもお詫びしているような状況です」

※ ※ ※

 ハイエースの受注停止が続いており、OEM車にあたるボンゴブローニイ バンも入手困難のようです。

 日産「キャラバン」を含め、多くの商用車バンの新車が入手困難となっており、一刻も早い解消を祈るばかりです。