「駅弁」は日本ならではの文化の1つだ。中国人からすると、日本の駅弁には驚きと感動がたくさん詰まっているのだという。中国メディアの百家号は23日、「日本の駅弁」の魅力を伝える記事を掲載した。海外の弁当とは全然違うと伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 「駅弁」は日本ならではの文化の1つだ。中国人からすると、日本の駅弁には驚きと感動がたくさん詰まっているのだという。中国メディアの百家号は23日、「日本の駅弁」の魅力を伝える記事を掲載した。海外の弁当とは全然違うと伝えている。

 記事はまず、日本の駅弁は「新鮮で地元の特色ある食材を使用している」という魅力があると紹介した。また「包装」が美しく、ふたを開ける前からわくわくしてしまうだけでなく、弁当の中身が「写真とほぼ同じ」であることに感動してしまうと論じた。中国では弁当に限らず、サンプルの写真が実物と全然違うということがよくあるので、これには大変驚くのだろう。

 記事はさらに、日本の駅弁にはアニメとの「コラボ弁当」、「地元の特色を打ち出したもの」、「季節限定」、「人気駅弁」の4種類があると紹介した。人気駅弁というのは、毎年行われる駅弁大会で上位に入ったものと説明している。コロナ禍に入ってからも各地で駅弁大会が開かれているが、家にいながらちょっとした贅沢が楽しめる、黒毛和牛やうなぎ弁当など、比較的高価なものがランクインしているようだ。

 しかし日本の弁当が特別なのはそれだけではない。記事は、最大の特徴は「冷めた状態で食べる」ことを前提にしていることだと伝えている。これは、冷たいものを食べる習慣のない中国人にはない発想と言えるだろう。日本では人の迷惑になることを嫌う習慣があるため、車内ににおいが広がらないよう、あえて冷たいままで食べると説明し、「食べ物は冷めるとおいしさが半減するはずなのに、おいしい」と驚いている。それだけ日本の駅弁には見えない工夫が重ねられていると言えそうだ。

 コロナ禍で、日本の駅弁も大打撃を受けたようだが、これを機に通信販売や関連商品販売を始めた企業もあるという。海外でも高く評価されている駅弁には、新型コロナに負けず生き残って欲しいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)