学生の窓口編集部

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2月15日放送、「ニュースウォッチ9」(NHK総合)では、脳出血のリスクアップ。国立がん研究センターと大阪大学によるグループの研究。岩手県や長野県などの全国8つの県に住む、45歳から74歳までの83,000人を13年間に渡って追跡して健康状態を調べた。朝食を食べるのが週に2回以下の場合、毎朝食べる人に比べて脳出血を発症するリスクが36%高かったという。

この研究を行った大阪大学の磯博教授は、中年以降になっても朝食を抜いていると、脳出血のリスクを高めることになり健康に悪い影響を及ぼす可能性があるとした。できるだけ何か朝には口に入れることを心がけてほしいと話した。朝食を食べないと、空腹によるストレスから血圧があがり、脳出血のリスクが高まると考えられている。

同じく国立がん研究センターでは、緑茶が健康にいいとの報告もあった。緑茶を習慣的に摂取する人は、死亡リスクや心疾患、脳血管疾患や呼吸器疾患などの死亡リスクの減少が見られるという報告があった。緑茶には、循環器系やがんとの関連があるのではないかと見られ、研究が行われてきていたが、これまで死亡や死因との関連がよくわかっていなかった。

国立がん研究センターでは、男女9万人を調査。なお90年から2011年まで調査して追跡し、緑茶の習慣的摂取と死亡などのリスク分析を行った。緑茶を1日1杯未満飲むグループと、1日5杯以上飲むグループの全死亡リスクで比較すると、5杯以上飲むグループは、1杯未満の人に比べて男性では13%、女性では17%、低かった。摂取量に比例して、死亡のリスクが下がることが明らかになった。

死因別に見てみると、がんによる死亡との関連は男女ともに見られなかった。だが緑茶によって心疾患による死亡は男女ともに低い。心疾患による死亡リスクの低下は、研究チームによると緑茶のカテキンが効果があるとのこと。カテキンが血圧や体脂肪などの調整を行ってくれる。また緑茶に含まれるカフェインなども血管の保護や呼吸機能改善などの効果をもたらしてくれるとのこと。わざわざ急須で入れなくとも、水出しの緑茶などもあり、手軽なティーパックや粉末緑茶などでも売られているので、緑茶を飲んでみるといいだろう。