
SNS上では「我即退社」や「我五千兆円所持希望」といったような漢字のみを並べた偽中国語の投稿を見かけることがあります。そんな偽中国語専用の掲示板「対多(ツイタ)」がリリースされていたので、実際に使ってみました。
我、偽中国語掲示板作成。名称「対多」
https://zenn.dev/40yd/articles/a73333a16415fa
対多はiOS版とAndroid版がリリースされています。今回はiOS版を使ってみます。
まず、App Storeで対多の配布ページを開いて「入手」をタップ。

インストールが完了したら「開く」をタップして対多を起動します。

初回起動時には利用規約とプライバシーへの同意を求められるので、よく読んでから「新規開始」をタップします。なお、この画面が対多上でまともな日本語が表示される最後の画面です。

対多は、掲示板におけるスレッドに相当する「話題」を作成し、各話題へのコメントを書き込んだり閲覧したりできるサービスです。初期画面には対多の開発者が作成した「公式話題」が3件表示されています。試しに、「最初投稿練習用。昨日夕飯何?(最初の投稿練習用話題。昨日の夕飯は何?)」という話題をタップ。

大量のユーザーが昨日の夕飯について偽中国語で投稿していました。漢字ばかりですが「焼きうどんを食べた」や「火鍋食べて幸せ!」といった内容だということがなんとなく分かります。各投稿の右側には「草」「非常に愉快」「爆笑」などの気持ちを伝える草ボタン、「グッド」「高評価」といった気持ちを伝えるサムズアップボタン、「かわいそう」「同情する」「元気出せよ」といった気持ちを伝えるあめ玉ボタンが用意されています。なお、各ボタンは1人で何度でもタップ可能です。

投稿を追加するには画面右下のオレンジ色のボタンをタップ。

新規投稿画面が開いたら「個人情報投稿不可理解?(個人情報は投稿禁止であることを理解しましたか?)」「利用規約理解?(利用規約は理解しましたか?)」と記された部分のトグルスイッチをタップしてONに切り替えます。

続いて、投稿内容を入力して右下の投稿ボタンをタップすれば投稿できます。しかし、「昨晩は牛丼を食べた」と入力しても投稿ボタンがグレーアウトしたままでタップできませんでした。このように平仮名や片仮名が混ざった文章は書き込み不可というわけです。

平仮名を削除して漢字だらけにしたとことろ、投稿ボタンがタップ可能になりました。なお、「。」「、」「!」といった記号はOKです。

自分の投稿はオレンジ色で表示されます。

ユーザーが作成した話題は「新着話題」と「人気話題」にまとまっています。人気話題にある「語、好週刊少年飛翔漫画」という週刊少年ジャンプについて語っていそうな話題を見つけたのでタップ。

ユーザーたちが好きな漫画について漢字で語っていました。

自分で話題を作成するには、画面右上の「+」をタップ。

話題のタイトルを入力して「新規作成」をタップします。もちろん漢字で入力する必要があります。

作成した話題は「新着話題」に表示されます。

一般的な掲示板と異なり、1レス目を自分で書き込む必要はなし。

ただ、タイトルだけだとどんな投稿を追加すればいいかが他ユーザーに伝わりにくいので、自分で1レス目を投稿しておくのが無難です。

画面下部の「自分」をタップすると自分が作成した話題や投稿を一覧表示できます。この画面で投稿への反応をチェックできるほか、各投稿を削除することも可能です。

外部リンクGIGAZINE(ギガジン)
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