セリエA審判幹部にスポーツ詐欺の容疑 審判選定やVAR運用に干渉か パルマ鈴木彩艶の出場試合も対象
サッカーのイタリア・セリエA(1部)とセリエB(2部)で審判部門の責任者を務めるジャンルカ・ロッキ氏がスポーツ詐欺の容疑で刑事捜査の対象になっていると複数の海外メディアが報じた。審判の担当試合を割り当てる立場にあり、昨季2024〜25年シーズンのリーグ戦でインテル・ミラノが有利になるような審判の選定に関与したとされるほか、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の運用手続きに干渉した疑惑もあるという。
対象の試合には25年3月1日に行われたウディネーゼ―パルマ戦が含まれ、パルマのGK鈴木彩艶がフル出場。ペナルティーエリア内でパルマの選手によるハンドがあったかVARが介入した場面でロッキ氏はVARブースの窓を叩いてオンフィールドレビューを行うよう働きかけたとされる。結果的にPKが与えられてウディネーゼが得点し、1―0で勝利を収めている。
VARスーパーバイザーを務めるアンドレア・ジェルバゾーニ氏に対しても捜査が行われているという。一方でインテル・ミラノは昨季セリエAで優勝したナポリと勝ち点1差の2位に終わり、今回は捜査の対象外。インテルのマロッタ会長は地元メディアに「我々には優遇する審判も不利にする審判もいない。我々は完全に公正に行動したと確信している。インテルの関与はなく、将来も関与しないことを確信している」と語ったという。
