「柏が躍進した要因」vol.104
担当M(以下M):10月に監督を代えたチーム、浦和や千葉がありましたが、残り数試合で指揮官を代えるというそのタイミングはいかがでしょう。かなり遅い感じがします。
ラモス(以下R):う〜ん、僕は「アリ」だと思いますね。浦和は僕がやりたかった。
M:えっと、残り数試合で交代というのは監督のやりたいことはできないでしょうし、それまでと指導や戦術なども変わるでしょうから危険ではないでしょうか。
R:見方はいろいろあると思います。危険であることは間違いない。でも降格圏に入ったり、昇格圏から落ちたりしていたら刺激が必要なんです。選手を取るか指揮官を代えるか。選手は今移籍期間の問題があって獲得できないから、それだったら監督を代えるしかない。監督を代えれば数試合は効果が出ます。だったら残りが少なくても最後の一踏ん張りで残留や昇格を期待して代えるというのは「アリ」でしょう。
M:ではクラブの判断として間違ってはいなかったわけですね?
R:そうです。だけど、僕は別のクラブが判断を間違っていると思いますね。
M:それは降格しそうになっているのに監督交代をしなかったクラブですか?
R:いいや、そうじゃない。昇格や優勝を期待されながら結果を出さなかったクラブですよ。
M:それは今季が終わったところで監督交代になるのではないでしょうか。
R:それでは遅いと思うんですね。もう今季の優勝はない、あるいは今季昇格圏には入らないということが決定したら、僕はその時点で監督を代えるべきだと思います。来年の指導体制を作って、残り数試合を戦っておく。そうすることで新監督が選手たちのことを本当に知ることができるし、翌シーズンの選手構成も考えることができますからね。
M:そうやって来季のための監督を代えるデメリットは何でしょうか。現在の監督に対して発生する違約金以外のもありそうですが……。
R:目標がなくなったチームの監督を代えると、一見残り試合を単なる消化試合に見ているという感じになるんです。来季、さらに一歩上をめざすために今季から準備するのですが、そこをサポーターが理解してくれるかどうかですね。そこでチームのことを理解できるサポーターが多いチームは、そのシーズンは辛いでしょうが先に明るい未来が待っていると思います。
M:そういえば柏は降格しそうなっていた2009年7月からネルシーニョ監督に代えて、J2に落ちても監督を交代しませんでした。
R:柏の躍進はぶれなかったことが要因ですよ。それを考えても、長期的な視野で監督交代を考えるクラブがあってほしいと思います。
ラモス(以下R):う〜ん、僕は「アリ」だと思いますね。浦和は僕がやりたかった。
M:えっと、残り数試合で交代というのは監督のやりたいことはできないでしょうし、それまでと指導や戦術なども変わるでしょうから危険ではないでしょうか。
M:ではクラブの判断として間違ってはいなかったわけですね?
R:そうです。だけど、僕は別のクラブが判断を間違っていると思いますね。
M:それは降格しそうになっているのに監督交代をしなかったクラブですか?
R:いいや、そうじゃない。昇格や優勝を期待されながら結果を出さなかったクラブですよ。
M:それは今季が終わったところで監督交代になるのではないでしょうか。
R:それでは遅いと思うんですね。もう今季の優勝はない、あるいは今季昇格圏には入らないということが決定したら、僕はその時点で監督を代えるべきだと思います。来年の指導体制を作って、残り数試合を戦っておく。そうすることで新監督が選手たちのことを本当に知ることができるし、翌シーズンの選手構成も考えることができますからね。
M:そうやって来季のための監督を代えるデメリットは何でしょうか。現在の監督に対して発生する違約金以外のもありそうですが……。
R:目標がなくなったチームの監督を代えると、一見残り試合を単なる消化試合に見ているという感じになるんです。来季、さらに一歩上をめざすために今季から準備するのですが、そこをサポーターが理解してくれるかどうかですね。そこでチームのことを理解できるサポーターが多いチームは、そのシーズンは辛いでしょうが先に明るい未来が待っていると思います。
M:そういえば柏は降格しそうなっていた2009年7月からネルシーニョ監督に代えて、J2に落ちても監督を交代しませんでした。
R:柏の躍進はぶれなかったことが要因ですよ。それを考えても、長期的な視野で監督交代を考えるクラブがあってほしいと思います。
元日本代表MFのラモス瑠偉氏が日本サッカーに物申す