Image: RAYMOND WANG / GIZMODO US

Valveによる新たなPCゲーム用コントローラー「Steam Controller」が発売後すぐに完売しました。

Steam Controllerは、その名の通りゲームプラットフォームSteam用のゲームコントローラーで、スティックの下に2つのトラックパッドを持つというユニークな一品。PCゲームをソファでくつろぎながらプレイできるという設計や性能も考え抜かれたコントローラーです。

Steam Controller即完売

アメリカでは5月4日に販売が開始され、その数時間後にはSteam公式ストアで「売り切れ」となりました。Steam Controllerは、日本でも5月5日深夜から販売開始。同日の午後に取り扱っているKOMODO STATIONを見てみましたが、こちらも「売り切れ」となっていました(掲載時の5月19日現在も「売り切れ」表示のまま)。

アメリカでは早くもSteam Controllerが転売市場で注目されています。5月4日時点で、eBayには200ドル以上、中には250ドルで出品されているものもありました。

Valveが初回出荷分としてどれだけの台数を用意したかは明らかになっていません。なので、この初動の在庫切れ状態はそれほど長くは続かないとも考えられます。

とはいえ、Steam Controllerが注目されていることは事実ですし、価格に見合う価値があることが証明されれば、今後登場するコンソールゲーム機「Steam Machine」にとっても良い流れといえるでしょう。

Valveに配送された大量の荷物のうわさ

Steam Machineは、当初今年の初めに発売される予定でした。ですが、目下世間を騒がせているメモリとストレージ不足により延期に。そこで、ValveはSteam Controllerを先行して販売するように舵を切りました。そしてそのコントローラーによって、Steam Machineの目指すPCとコンソールのハイブリッドというコンセプトへの道筋が見えてきています。

そして先日、VRニュースに詳しいYouTuberのBrad Lynch氏が、「Valveがここ数週間のうちに“ゲームコンソール”として大量の荷物をアメリカの自社倉庫に配送している」とXでポストしました。Lynch氏は、Steam Controllerが発売される数週間前にも同様のポストをしていたことでも知られています。

Steam Machineの価格はどうなる?

米GIZMODOは、ValveのプログラマーであるPierre-Loup Griffais氏にSteam Controller発売前に取材をしており、その際に同氏は「(Steam Machineの価格については)近いうちに発表する」と述べていました。

ゲームメディアのIGNは昨年11月に、Steam Machineと同等の性能を持つデスクトップPCの価格は約700ドル(約11万円)になると見積もっていました。著名リーカーのMoore’s Law is Deadは最近の動画で、現状のメモリのコストを考慮すると約600ドル(約9万4000円)になると試算しています。

Griffais氏は、Steam Machineの価格について以下のように述べ、PCと同等の価格になるだろうとしています。

この種のマシンとして適切だと考える仕様を選び、それを製造し、ユーザーに届けるために実際にかかったコストで提供したいと考えています。

―中略―

競合製品との比較分析をしているわけではありませんが、PC市場のほかの製品と同じ、あるいは似た部品を使っているため、必然的に最終的な価格もおおむね同じような価格帯に収まるはずです。考慮すべき点はほかにもありますが、全体的には同じ範囲になるでしょう。

Steam Controllerは、その機能を考えるとコントローラーとしては比較的高価です。それでも、多くの人々が購入しました。Steam Machineについても、その価格と性能のバランスが、ソファで気軽にPCゲームを楽しみたいゲーマーたちを同じように惹きつけることができるのか注目されます。

Source: KOMODO STATION, ebay, X, IGN, YouTube

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