ソフトバンク・前田悠伍 5回6安打1失点の粘投で2勝目「思い切って投げられました」
◇パ・リーグ ソフトバンク5─1楽天(2026年5月17日 楽天モバイル)
2―1とリードして迎えた5回2死一、二塁のピンチ。ソフトバンク・前田悠はマウンドにできた輪の中で捕手・山本祐からの声かけに大きくうなずくと笑み浮かべた。
「祐大さんと初のバッテリーでしたが“ドンドンいこう”という話をしていたので、思い切って投げられました」
打者は24年パ最多安打の3番・辰己。2ボールから直球を2球続けて追い込み、最後はフォークで空を切らせた。毎回走者を出しながらも5回を6安打1失点。倉野投手コーチは「マウンドで楽しそうにしていた。ピンチで動じず、メンタルが凄く強い。もちろん投げる技術もある。あとは体力だけかなと思います」と称えた。
前日にチームが4連敗して今季初の借金1で迎えた先発マウンドだったが、「自分のやるべきことをやる」と気負いはなかった。今季3度の先発で全て5回を投げ、小久保監督から「ミスター5回やな」と言われると「次は6回いきます」と頼もしく返した。
昨年7月13日にプロ初勝利を挙げた仙台で無傷2勝目。シーズン2勝、連勝ともにプロ3年目で初だ。着実に成長の階段を上がっている20歳サウスポーが堂々の投球でチームを救った。
