中国商務省「米国と相互に300億ドルの関税引き下げ合意」…レアアースとボーイング機取引も合意
中国と米国が相互に約300億ドル規模の商品に対する関税引き下げを議論することで合意した。両国はレアアース輸出規制と、農産物と航空機の取引拡大問題でも協力に出ることにした。
中国商務省は20日、米中両国が最近のハイレベル交渉と首脳会談を通じてこうした内容の「肯定的共同認識」を導出したと明らかにした。
商務省は両国が新たに設置することにした貿易委員会を通じ「同等な規模の商品に対する対等な関税引き下げの枠組みを議論することに原則的合意をした。規模は双方それぞれ300億ドルまたはそれ以上」と説明した。
続けて「相互関心品目に対しては最恵国待遇水準またはそれより低い税率の適用の可能性もある」として早期施行の意志を明らかにした。
両国はレアアースと核心鉱物問題でも協力に出ることにした。中国商務省は「輸出規制問題に対して十分な疎通を進めた。相互の合理的で合法的な懸念を解決するために共同研究を推進するだろう」と明らかにした。
ただ中国はレアアースの輸出規制自体は維持するという立場を再確認した。商務省は「レアアースなど重要鉱物に対する輸出規制は法規により施行している。民間用途の合法的申請は審査している」と強調した。
今回の合意には大規模な航空機と農産物の取引も含まれた。
中国は米ボーイング製航空機200機を購入することにし、米国は航空機エンジンと部品供給を保障することにした。
また、中国は2028年まで年間最小170億ドル規模の米国産農産物を購入することにし、米国の牛肉輸出業者の中国内登録資格も回復する。
米国もやはり中国産乳製品と一部水産物に適用した自動差し押さえ措置を解除し、中国産の鉢植え観葉植物の米国輸出も許容することにした。
中国は反対に鳥インフルエンザ関連の制限措置を一部緩和し、米国産家禽類製品の輸入を再開することにした。
今回の合意は最近北京で開かれた習近平中国国家主席とトランプ米大統領の会談を受けた後続措置的な性格と分析される。
ただレアアース供給問題と関連しては米ホワイトハウスと中国商務省とも具体的な供給拡大の約束の代わりに、「懸念を解決するための協議」水準の表現にとどまり今後の交渉推移を見守らなければならないという分析も出ている。
