マネする側じゃ人気になれない。人気TikTokerが語る「TikTok」の魅力とこれから
会社では「まだ若手」なポジションにいるR25世代ですが、さらに下の世代、中高生の流行に対して「ちょっとわからないかも…」と思ってしまうこともあるはず。
たとえば、「TikTok」!
CMやSNS上でのプロモーションを目にすることは多いものの、正直流行に乗れてないという人も多いのでは…?
ということで、今日は「TikTok」で活躍する3人に、その魅力についてお話をうかがいました!
天野:
皆さんかなりお若いようですが…

ゆなさん:
ゆな、14歳の中2です。
お兄ちゃんがYouTuberとして活動してて、そこから私も「Musical.ly」っていうアプリでリップシンク動画をあげはじめたんです。今はTikTokでいろんな動画をあげてます!
※リップシンク=楽曲にあわせて口を動かして歌っているように見せる動画

しなこさん:
しなこです。
普段は原宿のスイーツショップで働いてます。最近、「哺乳瓶ソーダ」という商品を開発したんですよ。
@ssshinakoさんのInstagramの投稿
これが原宿で流行している「哺乳瓶ソーダ」。今夏だけで1万個売れた、とのこと。あなたは知ってましたか…?
MINAMIさん:
MINAMI、12歳の小6です。
私は、去年の冬からTikTokをはじめました。「一週間コーデ」とかをあげてます。
天野:
しょ、小6!!(しっかりしてるな…)
同じ曲やダンスが多いけど…どういう動画がウケるの?
天野:
TikTokを見てると、みんな同じ曲やダンスを踊ってるな…と思ってしまうんですけど、そのなかでも人気になる人がいたり、バズる動画があったりするんですよね?
それって何がポイントなんですか?
しなこさん:
頑張って撮ったダンスよりたまたま撮れたもののほうが人気になったりするんですよ!
たとえばこの動画、人気のダンスをディズニーランドでやったんですけど、撮影中にたまたま近くでケンカが始まっちゃって(笑)。映ってる私たちがめっちゃビビッてるのが面白かったみたいで、80万再生まで伸びたんです。
@しなこ发了一个抖音短视频,你尽管点开,不好看算我输!
https://t.tiktok.com/i18n/share/video/6596165609350761730/

天野:
なるほど、偶然しだいで、一般のコでも一躍人気者になれるチャンスがあるのが面白いってことか…
ゆなさん:
私は、動画が人気になるためには「マネする側じゃなくて、される側にならないといけない」ということをいつも考えてるんです。
天野:
中1で「マネされる側になる」ってすごい意識。なんでそんな発想を持てたんですか?
ゆなさん:
はじめたときは私も「マネする側」だったんですけど、お母さんに「みんなと同じことだけでいいの?」っていわれて、グサーっときたんですよ。
それからは、たとえばリップシンクをするにしても、英語の歌詞の意味をちゃんと調べて、その意味にあわせた表情をするとか、“人がしていない工夫”をするようになりました。

人の行く、裏に道あり花の山
どれぐらい人気者になれるの? 「学校でもみんな応援してくれる」
天野:
ほかにもTikTokの魅力は、どんなところにあると思いますか?
しなこさん:
スマホ1台で簡単に投稿できることですかね。YouTubeだと、撮影機材とか動画を編集するPCとかいろいろ必要ですけど。
あとは、視聴画面がすごく見やすくて、「次の動画、次の動画」ってたくさん見ちゃうこと。
MINAMIさん:
学校で人気者になれることです。
天野:
へえ…。僕らが小学生のころこういうものがあったら、有名になろうとしてる子が学校でイヤなことを言われたりしそうだなと思ったんですけど…
MINAMIさん:
それはあんまりなくて、みんな応援してくれる。
学校とか近所のイオンモールで、下の学年の子に、「MINAMIちゃん写真撮ってください」とか言われます。
天野:
それは素晴らしい。今の子は大人なんだなあ…
ゆなさんはTikTok上でファン(フォロワー)が84万人もいますが、生活はどう変わりましたか?
ゆなさん:
もう自由はなくなりましたね(笑)。
服とか、普通には買いにいけなくなりました。原宿とか渋谷に行くと、人が集まりすぎちゃうので。

アイドル並の人気。84万フォロワーってすごい
TikTokerとして人気になったら、どんな夢が実現できる?
天野:
「TikTokerとして活躍すると、どんなチャンスがあるのか?」もききたいです。
チャンスをつかんで、実現したい夢などはあるんでしょうか?
しなこさん:
私は、自分のお店を持つっていう夢があります。
YouTuberとしても活動してるんですけど、TikTokとあわせてネットで知名度を上げて、その夢を実現したいですね。
天野:
TikTokで25万人のファンがいて、YouTubeチャンネル登録者数も4万人いますし、もうイケるのでは?
しなこさん:
タイミングを見てますね。いま小中学生には知ってもらえてますけど、高校生や大学生にはどうかわからない。
起業って、やろうと思えばいつでもできるじゃないですか? はじめるのはカンタンだけど、どう続けるのかが大事だから、そこを考えてます。

冷静な経営者のような視点
ゆなさん:
私は…芸能界に入りたいんです。女優になるのが夢で、テレビドラマとか、映画に出たい。
レッスンとかオーディションも受けてるんですよ。

天野:
TikTokerから女優に! いまのローティーンはテレビで活躍する人への憧れってそんなにないのかと思ってましたけど、違うんですね。

MINAMIさんは「考え中」とのこと
「時代は流れるから、つねに新しいものはやっておいたほうがいい」
天野:
これはおかしな質問なのですが、TikTokは現在大人気ですが、もしその“ブーム”が過ぎてしまったらどうするんでしょうか?
しなこさん:
そのときは活動の場所を、次に人気になるアプリに移すと思います。
VINEで人気だった人に言われたんです。「新しいものはやっておいたほうがいいよ」って。
※VINE=6秒という、短い動画を投稿するプラットフォーム。2017年にサービス終了
天野:
VINE…! なるほど…
ゆなさん:
私もTikTokをつづけつつ、新しいものにもチャレンジしてファンを移していくと思います。
しなこさん:
変なプライドとかなく、流行に乗っかっていくと思いますね。時代は流れますから。
天野:
悟りの境地に達している。


流行の真っ只中にいながら、「時代は流れますから」。
皆さん、意外なほど冷静な視点を持ちつつ、それぞれの目標に向かってポジティブに活動していることが伝わってきました。
「TikTok」以外でも、彼女たちの活躍を目にする日もそう遠くはなさそうです!
〈取材・文=天野俊吉(@amanop)/撮影=中山駿(@nk_shun)〉
3人のTikTok動画はこちら!
TikTok に参加して私のこれまでの作品を見てください!
http://vt.tiktok.com/pPwav/
ゆなさん
TikTok に参加して私のこれまでの作品を見てください!
http://vt.tiktok.com/pUNU4/
しなこさん
TikTok に参加して私のこれまでの作品を見てください!
http://vt.tiktok.com/pHHRu/
MINAMIさん
