夫婦関係改善も!“当たりすぎる”と話題の性格診断「ディグラム」の応用法

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今、メディアで「当たりすぎる!」と話題の「ディグラム診断」をご存知ですか?

子どもが“高学歴・高所得”になる、親の特徴が判明! あなたはどのタイプ?

心理学と統計学のデータをもとに人間の性格を分析するこの診断は、夫婦関係や子育てにも応用可能。

今回は、ディグラム・ラボの所長であり、『性格が見える2択の質問』の著者である木原誠太郎さんにインタビューしました。

1400万人のデータからわかる、自分の本当の性格とは?

「ディグラム」とは、のべ1400万人から集めた統計学上のデータをもとに開発された性格診断ツールで、人間の性格が大きく31の波形に分類されています。

まずは、本書やディグラム診断サイトにて、自分の波形を割り出してみてください。

親しき中にもデータあり!? ディグラムで夫婦関係改善も

--ディグラム診断は夫婦関係にも活用できますか?

木原誠太郎さん(以下、木原):ディグラム診断の目的は、自分でも気づいてないような性格を見える化することです。夫婦関係でも、一方的に相手のことを「旦那はこう思っているだろう」とか「妻はこう言うだろう」と決めつけてしまうことが結構多いと思うんです。

そういうときに、自分や相手の性格をちゃんと理解していると、伝え方や行動に注意することができますよね。”親しき中にもデータあり”じゃないですが、ちゃんと見える化することによって無駄なぶつかりを避けることができます。

夫への無関心が「夫婦の壁」を作ってしまうことも!

--以前、ハピママ*で『2択の質問で分かる! 夫の「家庭的度」チェック5項目』という記事を掲載させていただきました。

夫が家事や育児に非協力的なタイプの場合、うまく動かす方法はありますか?

木原:「家庭的ではない」というのにも色々パターンがあるのですが、まずは、「逆N型I」「逆N型II」のようなタイプ。簡単にいうとこのタイプの人は家庭の中では”昭和の頑固親父”みたいなイメージです。

このタイプの夫とうまくやっていくには、ひたすら相槌を打つこと。「俺のことを認めてほしい」という気持ちが強いので、きちんと話を聞いて認めてあげることが大切です。

僕は夫婦の相談にのることも多いのですが、「夫がフットサルばかりやっていて、家庭を蔑ろにしている」というような話をよく聞きます。

もちろん、妻として夫に怒るべきところは怒ってもいいと思うのですが、その前にちょっと振り返ってほしいのが、これまで自分は夫のフットサルの話に興味を持って聞いてあげたかということ。

実は、妻が興味を示さないことで、夫が「俺の世界」という壁を作ってしまっている場合が多いのです。

ですから、このタイプはコミュニケーションを改善することで、修復できる可能性はかなり高いですよ。

--他に今の男性に多いタイプはありますか?

木原:最近20〜30代の人で多いのが無関心。ディグラムでいうと「NPトップ型」や「N型I」「ライン型II」です。

このタイプは主体性がないので、家にいないわけでもないし、外に行かないわけでもない。言われないからやらないとか、指示待ち的なタイプです。いいか悪いかは別として、そういう人たちが多いなと感じます。

このタイプは、何を言っても響かないので、褒めても怒ってもだめ。先ほどのケースなら褒めればいいんですが、このタイプは褒めても響きません。

できることは、共通の会話を持つこと。例えばペットを飼ったりするなど、第三の共通の趣味を持つのがオススメです。根は優しい性格なので、実は子どもが生まれるとイクメンになる可能性は高いです。

愚痴る妻は旦那を下げる!

--本書の中で、「愚痴るほど女性は、男性を下げる」とありましたが、これは夫婦でも同じですよね。他に夫を下げる妻のタイプや行動はありますか?

木原:愚痴るというのは表層的な行動であって、掘り下げていくと、その人の自信のなさがあるんですね。それが醸し出されると男性は下がってしまうんです。

ディグラムの話にするとFC(Free Child=自由奔放さ、ノリのよさを表す指標)が低くてAC(Adapted Child=従順さ、協調性を表す指標)が極めて高い人は男性を下げやすいというデータがバックボーンとしてあります。

もう1つのNG行動は、このパターンとは逆で、男性にばんばんダメ出しをすること。

ただしこれは、男性のタイプによってはうまくいくケースもあります。男性が「NPトップ型」「N型I」「N型II」には、適度な鬼嫁は相性がいいかもしれません。

とはいえ言い過ぎはダメ。ちゃんと相手の性格を理解した上で言っているかどうかが大事です。

どのタイプに関しても、やはり愚痴はやめた方がいいです。言いたいことを最初から100%フルスイングしないで、小出しにした方がうまくいきます。

そして、夫婦関係においての一番のリスクは、相手に刺激を与えていないこと。あまり会話がなかったり、旦那が無関心で会話に参加していないケースだと後々子育てにも困るかもしれないので要注意です。

子どもに対して、中長期的な視点を持つことが大切

--子育てにもディグラムは使えそうですね。

木原:ディグラムは長所や短所を客観的に把握できるので、子育てにも活用できますよ。

僕は、子どもを育てる上で大事なのは、子どもがピッチャー、親がキャッチャーになることだと思います。子どもがボールを投げやすいように、「ここだよ」と投げる場所を示してあげるのも親の役目ではないでしょうか。

例えば論理性が高い子どもの場合は、ゴールを先に伝える方が理解しやすいことが多いですが、逆のタイプの性格の子は先に道筋を伝えたり、感覚的に訴えるなど、その子に合わせた方法を見つけられるといいですね。

--親の性格によって、気をつけた方がいいことはありますか。

木原:例えば、自分にも他人にも厳しい完璧主義のタイプ(Z型II)の場合、自分で自分のルールが守れないとイライラしてしまうと思います。

僕がこのタイプの人にオススメしているのは「まいっか手帳」。例えば、しなくてはいけないと思っていたことができなかったときなど、イラッとしたらまず切り替えて「まいっか」と思いましょう。

そして、その出来事をノートに書いていきます。自分が何に対して「まいっか」と思ったのかを頭の中だけではなく、見える化して整理していくと、ネガティブな気持ちをラクにすることができます。

このタイプの人は論理性が高いので、全部頭の中で処理することができるんですが、敢えてそれを可視化することが大切なんです。

--子どものダメなところばかり目がいってしまうときは、どうしたらいいでしょうか?

木原:子どもに対して「何でできないんだろう」と思うのは、短期的な見方になってしまっているからだと思います。

僕はもともとマーケティングの専門ですが、例えば企業の活動はだいたい3年で計画を立てるのが普通です。最初の3ヶ月なんてうまくいくわけがない。子育てもそれと同じで、子どもが今算数ができないとしても、次の手立てがあれば動くことができますよね。

つまり、短期的な目標だけではなく、中期的・長期的な目標があったり、過去がどうあって、現在こうなっていて、未来にどうなりたいかというのがハッキリしていれば、現在の様子だけを見て焦ったりすることはなくなると思います。

やはり、大人よりも子どもの方が100倍くらい敏感なので、親が子どもにどう刺激を与えるかということが大切だと思います。

いかがでしたか。自分の性格はわかっているようで、気付いていないことも多いもの。まずは本書で基本的な性格をチェックしてみてはいかがでしょうか。