モバイルバッテリーはなぜ発火する? 学んだ僕が選んだのは「準固体」
モバイルバッテリーって、なんで燃えるん?
最近よく見ますよね。自宅で、電車で、街中で「モバイルバッテリーが燃えた」というニュース。
僕も、最初はそんなのレアケースでしょ?ってカバンに無造作に突っ込んで、なんとも思っていませんでしたけど、こうも連日報道されていると、他人事じゃなくなってきましてね…。
というわけで、今回は「発火しにくいモバイルバッテリー」を真剣に探してみました。
選択肢はいくつかありますが、「発火リスクの低さ」と「使い勝手」を吟味したところ、それらをうまく両立したヤツを見つけたのでご報告。
準固体(半固体)バッテリーを採用したADAM elementsの「VIONTA B5」(5000mAh)です。
そもそも、なぜモバイルバッテリーは発火するのか
本題に行く前にちょっとテクノロジーの話。「バッテリーが燃える原理」を知っておくと、課題→解決のルートがさらにわかりやすくなります。
まず、一般的なモバイルバッテリーの多くは液体式リチウムイオン電池を使っています。正極板と負極板をセパレータと呼ばれる薄い膜で隔離しつつ、液体の電解質が内部にしみ込んだ構造で、両極の間をリチウムイオンが移動し、それに伴い電子が回路を通って流れることで電気を生み出す仕組み。
ここで厄介になるのが液体の電解質が「引火性の有機溶媒」であるところ。コイツが燃えるんです…。
どういうときに燃えるのか?というと、たとえば、衝撃。
たとえばバッテリーを落としてセパレータが破れたり穴が開いたりすると正極と負極がショート。異常発熱によって電解液を分解して可燃性ガスが発生。温度が上昇して発火してしまいます。
高温も同様で、夏場の車内や直射日光の当たる場所への放置は避けましょう。発火につながるおそれがあります。
そして地味に怖いのが「デンドライト(樹枝状結晶)」現象。
充放電を繰り返すうちにトゲトゲとした金属結晶が成長する現象です。結晶がセパレータを突き破るとショート→発火となってしまうのです。経年とともにリスクが高まる可能性があり、使い込んだバッテリーほど注意が必要です。
これらに共通しているのは、電解質が液体であることに起因するリスクだというところ。リチウムイオン電池って便利ですけど、結構ナイーブで繊細な子なんです。
「準固体(半固体)電池」って何が違う? VIONTA B5が推せる理由
ここまで読んで「じゃあ液体じゃなきゃいいんでしょ?」と思った方、鋭い。有効な選択肢を紹介しましょう。
VIONTA B5が採用しているのが準固体(半固体)電池。
これによって何が変わるの?というと、液体より固体に近い分、内部構造が安定しています。
つまり、衝撃に強く液漏れや発火が起きにくいのです(起こらないわけではありません)。また、準固体(半固体)は電解質が流動しにくいため、デンドライトの成長も抑制します。
さっき「リチウムイオン電池はナイーブで繊細な子」と言いましたが、準固体(半固体)電池はそのナイーブさをかなり克服した、タフな後輩みたいな存在かなと。
これら準固体(半固体)電池は、EVなど次世代バッテリー用途で注目されてきた技術。それがすでにポケットに入るサイズのモバイルバッテリーになるってのは、テクノロジーが一歩進んだ感じがしますね。
モノとしても普通に良い。使い勝手って大事だよね!
発火リスクが低いだけでも「買い」なんですが、VIONTA B5はガジェットとしての完成度も高いのがまた良いところ。普段使いで「こういうのが便利だよね」をちゃんと押さえています。
まずはマグネットによるワイヤレス充電対応というところ。
やっぱケーブルによる制限がないのは最高ですね! ケーブル忘れがなくなりますし、物理的な接続が必要ないので、充電開始もスピーディー。マグネット式ワイヤレス充電「MagSafe」対応のiPhoneならマグネットで装着しやすく、MagSafe対応ケースの場合は装着したままで充電できますよ。
さらに、本体背面の折りたたみ式スタンド。これも秀逸。
360°回転するおかげで、充電しながら、縦置き/横置き自由自在。指を通せばスマホリングとしても利用できるので、手持ちで充電したい時も安定感マシマシ。
たとえば、新幹線での移動中、カフェで休憩中に動画を見る…なんてときも快適。
こういうときって、だいたいバッテリーを酷使しているので、充電と実用を並行できるのが理想的だなぁ。
バッテリー残量のデジタル表示も運用しやすいポイントかなと。
アバウトなLEDゲージより正確に残量を把握できるので、「この残量でいけるか?」というラインを判断しやすいんです。今の時代、デジタル表示対応のヤツが絶対的におすすめですよ!
カラーラインナップはブラックとミルクティの2色。
モバイルバッテリーって無骨なデザインが多い中、角の丸いボディ、シルキーな触り心地、そしてマットな質感も相まってモバイルバッテリーらしからぬ質感の高さを感じます。
個人的には、ミルクティが絶妙だと思いました。
ベージュでも白でもない、なんとも言えない温かみのある色は、いろんなカラーのスマホとマッチしそう。持ち歩くものだからこそ、見た目にはコダワリたいですし。
安心して使える機能や充電の多様さも優秀
VIONTA B5は、準固体(半固体)電池で「そもそも燃えにくい」という前提がありつつ、ソフトウェア側でも安心して使える機能がしっかり入っているのもいいところ。
たとえば温度管理機能。本体温度をリアルタイムで監視して、60℃を超えると入出力が停止。過度な発熱を防いでくれます。
そしてAI充電モード。こちらはVIONTA B5を充電している間は出力を自動でオフするという制御で、「充電しながら充電させる」という便利だけど電池に負担のかかる使い方を防いでくれます。これらはバッテリーの寿命を延ばしてくれるという意味でも、長く使いたい人には嬉しい設計かなと。
USB-Cで最大20Wの急速充電に対応。ワイヤレス+有線の2台同時出力もできるので、スマホとワイヤレスイヤホンをまとめて充電するといった使い方もOKですよ! いつものガジェットを1台のモバイルバッテリーでまとめて充電できるのは、荷物を減らしたい僕らにとってポイント高め。
もちろん日本の電気用品安全法(PSE)にも適合しています。
「なんとなく」じゃなくて、理屈として安心して使えるものを選びたい
モバイルバッテリーって、壊れるまで買い換えないアイテムじゃないですか。だからこそ、次に買うときはちゃんと選びたい。
VIONTA B5は準固体(半固体)電池を採用し、安全性に配慮した設計に加えて、スタンド/MagSafe/デジタル残量表示/2台同時充電と、普段使いに欲しい機能をきっちりそろえてきています。しかもデザインまで良い。
…と、見れば見るほど「これ、普通に良いモバイルバッテリーだな」という、納得性があるチョイスになっているんです。
なお、ADAM elementsのモバイルバッテリーには、泊まりがけの旅行や出張が多い人向けに大容量の「VIONTA B10(10000mAh)」、Qi2規格に対応した「VIONTA A5」もあるので、買い替えを検討している方は選択肢にADAM elementsのVIONTAシリーズをどうぞ。


Source: ADAM elements
