京都市にある小学校が、校内で保管していた卒業生およそ400人の思い出の品を詰めたタイムカプセルを、校舎の改修工事の際に誤って廃棄していたことが分かった。NHKニュースが報じた。

京都市教育委員会によると、思い出の品は10個ほどの衣装ケースや缶に入れて体育館の床下のスペースで保管していたとのこと。3月、複数の卒業生がタイムカプセルを開封するために学校を訪れたが、見当たらなかったことから学校が調べたところ、廃棄が分かったという。

説明会で校長は「大切な思い出が入ったカプセルを大事に保管できず卒業生と保護者の皆さんの気持ちを傷つけてしまい、大変申し訳なく思っています」と話している。

卒業生の思い出のタイムカプセル 小学校が誤って廃棄(NHKニュース)