ピンチを凌いだドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

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5回1死満塁で打席にはタティスJr.を迎えた

【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間21日・サンディエゴ)

 ドジャース大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地パドレス戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。5回を投げて3安打無失点に抑え、4勝目の権利を持って降板した。5回には満塁の大ピンチを迎えたが、1球で窮地を凌いだ。NHK-BSの解説者は、ある“動作”に注目した。

 大谷は初回の第1打席、相手先発バスケスの初球を捉え、右中間への先頭打者アーチを放った。今季3本目の先頭打者弾で、二刀流弾は2025年9月16日(同17日)のフィリーズ戦以来通算17本目となった。

 自援護して迎えたマウンド。初回は2つの三振を奪うなど好調な立ち上がりを見せ、3回までパーフェクトに抑えた。4回1死から初安打を許したが無失点。しかし5回だった。先頭から連打で繋がれ、無死一、三塁のピンチ。投ゴロで1死するも、後続に四球を出して満塁とした。打席には、2021年本塁打王のタティスJr.を迎えた。

 ここでドジャースは、プライアー投手コーチと通訳のアイアトン氏がマウンドへ。大谷は何やら頷きながらマウンドでリズムを取り、相棒のスミスらとミーティングを行った。最後にはベッツと会話し、気を引き締めて投球ポジションへ。そしてタティスJr.への初球。強烈なスイーパーで遊ゴロ併殺に仕留め、感情を爆発させて雄叫びを上げた。

 この試合は、いつものようにNHK-BSで中継が行われた。中日で活躍した今中慎二氏が解説を務め、大谷が無失点に終えると「いい間を作りましたね」と分析した。投げ急ぐことなく、リズムを落ち着けた約30秒の時間が、無失点につながったのかもしれない。(Full-Count編集部)