皆さんは「ブルームーン」を知っていますか。「ブルームーン」とはどんなものなのか、意味や名前の由来などについて解説します。


「ブルームーン」とは

「ブルームーン」とは、ひと月に満月が2回ある時の2回目の満月のことを呼びます。「ブルームーン」という呼び名だからと言って、月が青く見えるわけではありません。
このように呼ばれるようになった理由は諸説ありますが、英語で「滅多にない」という意味の「once in a blue moon」という慣用句があり、ひと月に2回目の満月も滅多にないことから、「ブルームーン」と呼ばれるようになったと言われています。
また、「ブルームーン」は、「1か月のうちの2回目の満月」という意味のほかに、「1つの季節に満月が4回ある場合の3回目の満月」という意味で用いられることもあります。


「ブルームーン」となる理由は

同じ月に満月が2回ある理由は、月が平均で約29.5日のサイクルで「新月→上弦→満月→下弦→新月」という満ち欠けを繰り返していることが挙げられます。1か月の日数は、2月以外は30日または31日ありますので、このずれによって、稀に1か月に満月が2回、月初と月末にやってきます。
2026年5月は2日と31日に2回満月があり、2回目となる5月31日の満月を「ブルームーン」と呼びます。
ちなみに1回目の満月は5月2日午前2時23分、2回目の満月は5月31日午後5時45分です。5月31日は東京では月の出が午後7時6分となります。午後7時を過ぎると、東の空にまんまるの「ブルームーン」が見られるでしょう。
なお、次にブルームーンが現れるのは、2028年12月31日となり、約2年半後となります。


今月の2回目の満月は「ブルームーン」でもあり「マイクロムーン」でもある

2026年5月31日は2回目の満月「ブルームーン」であり、見かけ上は小さく見える「マイクロムーン」でもあることから、少し珍しいパターンとなります。
月が地球の周りをまわる公転軌道は楕円であるため、月と地球の位置がやや遠いときもあれば、近いときもあります。

「マイクロムーン」とは、月が地球から遠く離れた位置にあるタイミングで満月になることで、普段の満月よりも見かけ上は少し小さく見えます。2026年に最も地球に近い位置で起こる満月は12月24日で、遠い位置で起こる満月が5月31日です。5月31日の満月は、12月24日の満月に比べて視直径が約12パーセント小さく、面積は約23パーセント少なくなります。

数字で見ると、大きな違いに思えますが、実際の夜空に月を二つ並べて比較することはできないため、大きさの変化に気づくのはなかなか難しいでしょう。なお、「マイクロムーン」は、「ミニマムムーン」と呼ばれることもあるようです。


満月を見る際の注意点

5月末は、梅雨入り前の時期となり、徐々に雨が降りやすい季節に入る頃です。タイミングよく晴れれば、一晩中、ほぼまるい月を眺めることができるでしょう。
満月の時は地球が太陽と月の引力を両側から受けるため、強い引力が働きます。そのため、引き寄せる力が強くなるということで、金運アップや恋愛運アップなどに効果があると言われることもあります。
お願いごとを準備して、満月を待ってみてはいかがでしょうか。

ただ、5月の夜間は気温がまだ20℃を下回る所が多く、少しひんやり感じられることもあります。一枚長袖の羽織るものを用意して、観測を行うのが良いでしょう。観測にあたっては、天気予報や星空指数も参考にしてください。