左足首を痛めた三笘薫。注目されたオランダ代表DFとのマッチアップは参考程度に。それでも見応えのある攻防はあった【現地発】
「三笘負傷」という前提はあるが、彼が出場した前半の印象で言えば、二人のマッチアップはティンベルがやや主導権を握っていた。
ティンベルは攻撃参加となれば前に走り、三笘を引き付けた。一方で三笘が攻撃時にボールを持てば、突破を許さない。十分に間合いを取りつつ、サカとのダブルマークでスペースを埋める場面も見られた。
三笘としては、ティンベルの実力を感じる45分間だったのではないだろうか。
一方、2022年のカタールW杯前に三笘は右足首付近を痛めたことがある。22年10月のブレントフォード戦、三笘は後半開始時から出場。しかし投入から2分後に、相手選手との接触プレーで右足を痛めた。
足を引きずりながらも、なんとか試合終了までプレーを続けた。その後、三笘は2週間の離脱だけで実戦に復帰した。怪我を抱えながらも、約35〜40分近くをプレーした状況で言えば、今回のケースはこの時と似ているだろう。対する昨年の足首の怪我は、復帰まで2か月半を要した。
なお、日本代表の森保一監督は、三笘の状態について、深刻な怪我ではないと明かしたという。経過観察を必要としながらも、3月の日本代表戦には間に合う見通しのようだ。
三笘本人はアーセナル戦後、取材エリアに姿を見せなかった。現時点で怪我の具合は判明していないが、いずれにせよ軽傷での早期復帰が望まれる。
なにより今回の負傷に、一番悔やんでいるのは本人のはず。それでも、この試練を乗り越えてきたのが三笘薫という選手である。三笘がピッチで再び躍動する姿を、待ちたいところだ。
取材・文●田嶋コウスケ
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