フライを落球したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

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ワールドシリーズ第5戦

 米大リーグ・ヤンキースは30日(日本時間31日)に本拠地でドジャースワールドシリーズ(WS)第5戦を行った。5-0とリードで迎えた5回にまさかの展開。中堅手アーロン・ジャッジが平凡なフライを落球し、その後も守備にミスが連発。あっという間に追いつかれてしまい、ヤンキースファンからは嘆きの声が続出した。

 ポストシーズン不振だったジャッジは初回、待望の先制2ランをかっ飛ばした。ヤンキースファンは狂喜乱舞。しかし、その後にまさかの“悲劇”が待ち受けていた。

 5点リードの5回無死一塁、ドジャースの打者エドマンが放った平凡なフライを、中堅手ジャッジがまさかの落球。ピンチを広げてしまい、ヤ軍主将は顔をしかめた。続くスミスの打球も、遊撃手ボルペが三塁への送球をミス。2死満塁からはベッツが一塁へのゴロを放ったが、打球を処理したリゾと投手コールの間に連係ミスが生じ、1点を返された。

 その後はフリーマン、テオスカー・ヘルナンデスに連続タイムリーを浴びてこの回一挙5失点。ジャッジのエラーをきっかけに追いつかれ、速報した米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」公式Xの投稿には「ジャッジ、ボルペ、コールよありがとうございます。恥ずべきワールドシリーズだ」「負けに相応しい」「冗談だろう」「有り得ない」「終わりだ。ジャッジ、ボルペ、コールが台無しにした」「おやすみ」「言い訳できない」などと嘆きの声が続出していた。

 ヤンキースはここまで1勝3敗。ワールドシリーズ制覇には負けられない一戦でまさかの展開となっている。

(THE ANSWER編集部)