マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。6回7安打2失点、8奪三振と先発の役割を果たしたが、今季11勝目とはならなかった。この試合で大谷が投じたある球種に米記者が注目。著名な投球分析家も反応し、「シーズン途中で新球種追加?」「彼は進化している!」と米ファンを驚かせている。

 大谷の投球に注目したのは、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエノ・サリス記者だった。3回2死一塁で、相手の4番ハニガーにフルカウントから投じた6球目。内角に食い込むような軌道の一球はボールと判定され、四球になったが、同記者はツイッターで「確実にこれは新球種の知らせ。ショウヘイ・オオタニがツーシームを投げた」と動画と共に伝えた。

 96マイル(約154.5キロ)の投球に対し、米ファンからも「マジか」「シーズン途中で新球種追加?」「彼は進化している!」「オーマイガー!」と驚きの声が書き込まれていた。

 また、この投球のものかは定かでないが、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏は「ショウヘイ・オオタニ、ツーシームの握り」とツイッターに記し、ボールの縫い目2本にそれぞれ指をかけた大谷の握りを画像で紹介していた。大谷は粘りの投球を見せたが、エンゼルスは9回に守備が乱れて2-6で敗れた。

(THE ANSWER編集部)