世界における対中感情は、国や地域ごとに違いがある。日本人の対中感情は全般的に良くないという調査結果がある一方で、アフリカ諸国は中国に対して好意的だと言われているが、これは本当だろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界における対中感情は、国や地域ごとに違いがある。日本人の対中感情は全般的に良くないという調査結果がある一方で、アフリカ諸国は中国に対して好意的だと言われているが、これは本当だろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻は1日、アフリカに住んでいる中国人が「中国人はアフリカでどんな立場にいるのか」を紹介する動画を配信した。

 配信者は、アフリカでの生活を通して「アフリカ人が中国人についてどう思っているのか」が分かってきたそうだ。この男性によると、アフリカ人が中国人のことを好きなのは本当だが、より正確に言えば「中国人のお金が好きなのだ」と伝えた。また、白人に対する態度と中国人に対する態度は違っていて、現地のアフリカ人は白人から受けてきた数々の恐ろしい仕打ちに関する記憶が残っていて、遠慮が感じられるとも主張している。

 アフリカ人は中国人のお金が好き、という主張は、これまで中国が行ってきたアフリカ投資のことを指していると思われる。つまり、中国がしてくれる投資は好きだが、中国人を好きなわけではなく、白人に対するような遠慮もないので、少し不満に感じているようだ。

 動画に対して、「中国人は見た目が恐くないからな」、「やるせない」といった反応が多く、「人善被人欺、馬善被人騎」ということわざを引用する人もいた。これはおとなしい馬は人に乗られ、善良な人は騙されるという意味だ。中国人自身は、自分たちのことをお人よし過ぎると感じているようだ。

 しかし、言うまでもなくアフリカ投資をしてきた中国は「お人よし」なわけではなく、損得勘定はしっかりしているはずだ。コメント欄にも、「純粋な友情というのはない。すべては利益のためだ」との指摘や、「周瑜、黄蓋を打つ」と言う人もいた。これは、赤壁の戦いで敵を欺くために周瑜と黄蓋が芝居を打ったことを指す言葉で、つまりは「お互い納得ずく」というコメントもあった。

 中国人からすれば「アフリカを援助してあげているのに敬ってもらえない」と不満のようだが、お金で人の心は買えないということだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)