上原多香子、イベントをドタキャンの“無計画生活”も夫は「月収100万円」販売員に転職
今年、結成から25周年を迎えたSPEED。1月13日には、これまで発表した全シングルとアルバム曲と未発表曲を収録した25周年記念BOXを発売したばかり。
'00年に解散して'08年に再結成したが、メンバーはそれぞれの道を歩んでいる。今井絵理子は不倫騒動などもあったが、自民党の国会議員として奮闘する。島袋寛子はソロシンガーとして活動中。HITOEこと新垣仁絵は'13年に結婚。ニューヨークに留学した際に出会ったという男性との恋を実らせた。結婚後は事務所も辞めて、表舞台から姿を消したが、現在は幸せな家庭を築いているはず。上原多香子はというと、これまで波瀾万丈な道のりを歩いてきた。
「ET-KINGという音楽ユニットのMCだったTENNさんと'12年に結婚しましたが、'14年にTENNさんが自殺してしまいました……。残されていた遺書などから上原さんの不倫が原因とする報道が出たことで、彼女に批判が殺到して1年間の活動休止をすることに。その後、舞台で活動する中で出会った演出家のコウカズヤさんと'18年10月に再婚を発表し、その年の12月には第1子が誕生しました」(スポーツ紙記者)
庭師に弟子入りしたのだが……
新たな家庭を持ち、過去の悲劇からの再スタートをはかったが、そのイメージはなかなか回復できないまま。上原のツイッターには心ない“ネット民”による罵詈雑言の嵐が吹き荒れた。そんな妻を守ろうと、夫のコウがツイッターで反論するも、炎上した末に所属していた劇団を退団するハメに……。
「夫の収入がなくなってしまったことから、知名度のある上原さんが芸能活動を再開して生活費を稼ぎたいのでしょうが、正直なところテレビの地上波で彼女を使うのは難しい。イメージが悪すぎるんです。芸能界への復帰は難しいと思いますよ」(ワイドショーデスク)
1月下旬、都内にある自宅から出てきた上原は、近くのスーパーへ向かった。家族のために食事を作る準備だろうか。現在は、とても国民的アイドルグループのひとりが住んでいるとは思えない、オートロックもないマンションに引っ越し、質素倹約な生活を送る。
ただ、そんな現状を打開しようと模索したのだろう。上原は昨年、世界的に有名な庭園デザイナーの石原和幸氏に“弟子入り”をしたのだ。
「石原さんは英国の王立園芸協会が主催する世界で最も有名なフラワーショーでゴールドメダルを獲得したこともある人です。石原さんが手がけた盆栽には、米米CLUBの石井竜也さんや俳優の吉川晃司さんもベタ惚れなんだそうですよ」(庭園関係者)
新たに道を切り開いていこうとする上原は、こんな思いを持っているそう。
「芸能界への復帰はせず、今後は造園デザイナーとして活動していくようですよ。石原さんのもとで学び、一人前になったら庭造りを手がけたり、花や緑を広める講演会を中心に行っていくつもりなんだとか」(同・庭園関係者)
インスタグラムには友人らしき人たちと“ゆうが風花”というアカウントを開設したけれど、昨年12月から更新はないまま……。
今はどうしているのか? 石原氏の事務所に問い合わせると、
「上原さんとは、まだ何もできていないんですよ。親しい友人たちと学びに来られていた際に石原が“3人でユニット組めば?”と言ったところ、本人たちも乗り気になって『ゆうが風花』というグループが結成されたのです。しかし、上原さんは小さいお子さんもいらっしゃいますし、コロナのこともあって“今は動かないでおきます”と……。SPEEDが新しいアルバムを出したんですか? その関係もあって忙しいとも聞いていますよ」
と、現状を力なく話す。そして今後について続ける。
「ただ上原さんも園芸については本気で学びたいようなので、草木がいちばん成長する4月ごろに何かできればいいんですけど……。こればっかりは向こう次第です。こちらはいつでも大丈夫なんですけどね」
と、どうも歯切れが悪い。そこで週刊女性が周辺を取材すると、こんな話が聞こえてきた。
夫は月収100万を稼ぐ職に転職していて
「昨年12月、石原さんは自身が運営している九州・長崎市の庭園に上原さんを呼んでイベント的な催しを企画していたんです。それが開催の少し前に“やっぱり行けません”と上原さん側から連絡があったそうなんです。石原さんもガックリ肩を落として“いい加減だなぁ‥…”と、こぼしていました。
上原さんも庭造りについて学び始めたばかりで、何かできるわけではないですから、石原さんも彼女をどう扱えばいいか悩んでいるようです」(庭園関係者)
二転三転する上原の動きに、石原氏も困惑しているよう。せっかく見つけた新たな道も、再びフイにしてしまうのだろうか……。夫も演劇の仕事を失い、八方ふさがりの状況だが、そこは一家の大黒柱が立ち上がった。
「コウさんは、ソーラーパネルの販売員に転職したみたいですよ。以前に所属していた劇団の人に“月収100万円は軽く超えるんだよ”とニンマリ笑って話していたとか」(舞台関係者)
“家族を守る”とツイッターで公言しただけあって、言葉どおり、必死に家族を支えているようだ。ただ、ソーラーパネルの営業という仕事は、そんなに稼げるのか?
大手電力会社の社員は、
「実は、再び太陽光発電のブームが起きているんです。大手企業もメガソーラー事業へ参入をするなど、市場は少しずつ盛り上がってきている。発電効率の向上と蓄電技術が進化したことが、起因しているようです」
そこで週刊女性はコウに直接話を聞こうと、1月上旬、バイクで帰宅したところで声をかけた。紺色の作業着を着こみ、胸元にネクタイがのぞく。かつて、ボサボサの髪を押さえつけるようにキャップをかぶり、平日の昼間に飼っている犬を散歩させていた姿とは雰囲気が一変していた。
─ソーラーパネルを販売するお仕事をされているそうですね?
「……」
─営業成績もいいみたいですけど?
「……」
何を聞いても無言のまま。記者が差し出した名刺を受け取ると、口を閉ざしたまま自宅に入って行った。
最近の活動について上原の所属事務所に確認をすると、
「SPEEDとしての活動は特にしていませんが、今はコロナもあるのでお休みをしているところです。石原さんとの活動をやめたというわけではありませんよ。ただ、特に何をするかというのは決まっていないようで……。ご主人のことは一般人なので控えさせていただきたい」
自縄自縛の道のりは、自らの行動によってしか解くことはできない。