「日本嫌い」の祖母、孫の付き添いで渋々訪れた日本に感動する=中国メディア
記事の作者は日本でガイドをやっているという。記事は、日本を訪れる多くの人は日本が好きだったり、興味を持っていたりと、日本に対してポジティブなイメージを持っているとした上で、ある時に「日本のことが嫌いだが、かわいい孫が日本に行ってみたいと言うので渋々ついてきた」という60代の女性を接待した時の話を紹介している。
2つめは、老舗の懐石料理店での出来事だ。女性と同じ年代の従業員がはきはきと仕事をこなし、お客に対して配慮の行き届いたサービスを提供する様子に、祖母は尊敬のまなざしをもって見つめていたとし、料理のおいしさ以上に、同世代の従業員による心のこもったサービスに感動したようだと紹介した。
そして、一行が中国に戻る日に空港で話をしたところ女性が「親世代の話を聞いていたので、これまでは日本のことが嫌いだった。でも今回の旅行で日本の印象が完全に変わってしまった。頭の中の日本人と、現実の日本人は全く別物で、彼らは謙虚で一生懸命仕事をしていた」と話してくれ、特に料亭で見た高齢の従業員について「年をとっても自分の価値を見出そうとする姿勢に大いに賛同した」と語ったことを伝えている。
記事は、このエピソードについて「祖母と孫を見送ると、心が温まった感じがした。旅の中で嫌いだったものを賞賛するまでになるという、大きな変化に立ち会わせてもらったからだ。人生において、物事の悪い一面よりも良い一面をたくさん見られた方が幸せではないだろうか」と感想を綴っている。
新型コロナウイルスの感染拡大で日本を訪れる中国人観光客の足は途絶えてしまった。収束後、再びこのような心温まるエピソードが数多く生まれることを願いたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
