森保監督の苦悩「最後の最後まで」 26人読み上げて涙も浮かべ…「午前11時ごろ」に決定
森保監督が26人の名前を読み上げた
日本代表の森保一監督は、北中米ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表26選手を発表した。
第2次森保ジャパンが始動した2023年3月以降、これまでに招集された選手は89名。そのうち、サッカー選手なら誰もが目指すW杯という大舞台に立てるのは、わずか26名しかいない。かつてないほど海外組が増え、日本選手全体のレベルも向上しているなかで、その選考は困難を極めたはずだ。
前日もコーチングスタッフと会議を重ねていた森保監督は、メンバー発表後、「最後の最後まで考えさせていただき、今朝、私のなかで決断しました。チームスタッフには午前11時ごろに連絡させていただきました」と語り、ギリギリまで熟考を重ねていたことを明かした。
また、発表を終えた心境については、「選べたのは26人の選手で、多くの選手を選べなかったという気持ちの方が大きいです。日本代表として世界で戦い、勝っていくだけの力がある選手もまだいますし、日本のために戦いたいと思ってくれている選手もたくさんいるなかで、選べなかったことに対して、正直、大きな申し訳なさがあります」と複雑な胸中を吐露。その一方で、「コーチ陣と何度も議論し、今のベストはこれだということで26人を選ばせていただきました。選ばれた26人については、今、日本が世界で勝つための最高の26人を選べたという気持ちでいます」と、優勝を目標に掲げる大会へ向けて自信ものぞかせた。
選考で最も難しかった点については、「常に、どの選手が欠けた場合にどうなるかを考え続けてきたので、特定の誰かということはありません」と前置きしつつ、直近の所属クラブでの試合で負傷したMF三笘薫に言及。「今大会期間中の復帰は難しいということで、選出を断念しました」と明かした。
さらに、「W杯に向けて自分の力を最大限に伸ばしながらチャレンジしてくれたことで、日本代表のチーム力向上にも大きく貢献してくれていた。日常でも代表活動でも全力を尽くしてくれていたことに感謝したいと思います」と三笘への思いを語り、「本人が一番つらく、苦しい思いをしていると思いますので、少しでも早く落ち着き、自分らしくプレーできる状態に戻ってほしいと思います」と、復帰を願う言葉を送った。(FOOTBALL ZONE編集部)
