静岡市

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 13日午前8時50分頃、静岡市葵区内の自動車販売店で、店員から「茶色い段ボールの不審物が置かれている」と110番があった。

 静岡県警は、同店の入り口付近に置かれていた段ボール(高さ15センチ、幅20センチ、奥行き30センチ)について爆発物の可能性もあるとみて、機動隊爆発物処理班や静岡中央署員ら約30人を出動させた。しかし、検査の結果、中身は液体香料「バニラエッセンス」の瓶3本と判明。けが人もいなかった。

 同署や同店によると、段ボールは、宅配業者が受取人に手渡さずに玄関前などに置く「置き配」で届けられたものだった。同店の従業員が来客用の飲み物に使うために置き配指定で注文していた。ところが、ボロボロの段ボールだった上に、宛名の伝票も見えない状態で置かれていたため、不審物として通報したという。

 同店の担当者は「置かれていたはボロボロで、所々つぶれていた。とても宅配物とは思えない状態だった。バニラエッセンスのだと気づけなかった」と説明。「『置き配』の利用は多いが、今後は対人で受け取るようにしたい」と語った。