エッセイ本出版は渡米の布石? 小室佳代さんの近況を知人が明かす

秋篠宮家の長女・眞子さん(33)と小室圭さん(33)の結婚から早3年。この間、表舞台から姿を消していた圭さんの母・佳代さん(58)が近く「自伝エッセイ」を出版する。執筆の裏に秘められた意図とは何か。さらに取材で浮かび上がった、佳代さんの意外な近況とは。
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【写真を見る】2月に発売される佳代さんの自伝エッセイ その内容とは
2月6日に出版予定の著書『ブランニューデイ あたらしい日』の宣伝文句には「大切な人との出逢いと別離、子育て、料理、病魔との闘い」について、佳代さんが初めて語ったとある。
同書を出版する内外出版社の代表は取材に対し、
「皆さんが期待しているような内容ではない。料理のエッセイ本であって(過去の金銭トラブルなどには)触れられていない」

とだけ答えた。
「“料理が得意”というのは初めて聞いた」
確かにAmazonのサイトなどでは内容に関し、自筆の料理イラストのほか、佳代さんの料理に込めた思いがつづられていると紹介。
「著者プロフィールにも、鎌倉のドイツ家庭料理店で店主から料理を習い、〈ドイツ家庭料理を中心とした料理教室を開催〉などと記されています。暴露本の類いではないようなので宮内庁も静観の構えですが、詳細が不明のため、警戒は解いていません」(宮内庁担当記者)
一方で肝心の料理の腕前について、知人はこう首をかしげるのだ。
「彼女が“料理が得意”というのは初めて聞きました。昔、佳代さんが軽井沢のカフェで働いていた時も、厨房ではなく、ホールを担当していた。一昨年末に箱根で共通の友人が物販展を開いた際、佳代さんが料理を差し入れたのですが、その時も自分じゃなく“料理が得意な父が作った”と説明していました」
伊勢神宮へ参拝旅行
人知れず料理の腕を磨いていたと思われる佳代さんだが、実は騒動前から住む神奈川県内のマンションにいまも住んでいるという。
近隣住民の話。
「高齢のお父さんと一緒に暮らしているようですが、相変わらず近所付き合いはありません。取材陣が殺到したことなどから、一時は部屋から出てくる姿を見かけることもなくなった。でもひと月ほど前、朝の早い時間にマンション前へ横付けしたタクシーに急いで乗り込む姿を見かけました」
佳代さんの近況を知る、別の知人は言う。
「昨年には仲の良い友人女性と二人で、長野県にある会員制リゾートホテルや伊勢神宮へ旅行に行かれたと聞いています。箱根の物販展は昨年12月にも開かれ、この時も佳代さんは顔を出されたそうです」
年収4000万円超え
徐々に日常を取り戻しつつあるようにも映る。このタイミングでの出版の意図について、皇室解説者の山下晋司氏がこう指摘する。
「本を出せば、各方面でハレーションを起こすのは、佳代さんもこれまでの経験から十分に承知しておられるはずです。それでも出版に踏み切ったということは、相応の覚悟を持っていらっしゃるということでしょう。自叙伝を日本での一つの区切りと位置付け、“圭さん夫妻の住むアメリカに転居するおつもりなのかな?”と思ってしまいます」
圭さんが異国の地で、弁護士としての地位を確立しつつある点も見過ごせないという。
「現在、ニューヨーク州の大手法律事務所で国際貿易・国家安全保障部門のアソシエイトとして勤務する圭さんですが、昨秋以降、事務所を代表して『有識者』の肩書で海外メディアのインタビューを受ける機会が増えています。昨年には年収が4000万円を超えたと伝えられ、経済的にも余裕が生まれているようです」(在米ジャーナリスト)
新天地で息子夫婦と共に“あたらしい日”を迎える時は来るのか。
「週刊新潮」2025年1月23日号 掲載