SparQlewが最新ミニアルバムで魅せる「ルーズでカッコいい大人の余裕」
──タイトルの『we will....』は、どのような意味が込められていますか?
保住 「僕たちに期待してください」という意味です!
堀江 これからの僕たちの意思表示というか、未来への展望を感じさせるようなタイトルがいいねということで、みんなで考えて『we will....』と付けさせてもらいました。
上村 4つのピリオドは僕たち4人を意味しているのですが、『we will....』の後に続く言葉は曲を通して届けたい、という思いも込められています。その言葉が何なのかは、聴いてくださった皆さんに想像していただけたら嬉しいです。
吉永 僕もこのタイトルはすごく気に入っているんです。地に足を付けて「ここから未来に向かって突き進んでいくぞ」という強い意志を感じてもらえたらと思います。
──アルバムのテーマやコンセプトについて、皆さんではどんなお話をされたのでしょうか?
保住 季節感が出過ぎないように意識しつつ、この夏に予定しているライブの ”熱さ” も表現したいと思って。「キャンプファイヤーはどうだろうか」という話が出たことから、テーマは「炎」になりました。
堀江 『Stay Gold』の歌詞は、当初もっと夏全開の歌詞だったんですけれど、夏に限定しすぎるのはどうかということで変更していただきました。
保住 ”夏” じゃなくて ”熱さ” が欲しい、みたいな感じでね。
上村 SparQlewもデビューから5年ということで、大人の余裕というか、どこか抜け感のようなものが出せたらいいなという話はしていて。それがリード曲の『Stay Gold』にはよく出ているんじゃないかなと感じています。
じつはこの曲を先行してレコーディングして、5月に開催された『Kiramune Music Festival 2023』で初披露させていただいたんです。『キラフェス』で同じ景色をみんなで見た上で、他の楽曲の制作を始めたということもあって、特にレコーディングはやりやすかったんじゃないかと思います。
吉永 このアルバムのコンセプト会議の時に「新しい音楽や歌詞に挑戦してみたい」という提案をさせていただきました。曲の難易度も上がっていて……試練ではないですけど、これを乗り越えて「かっこいい」と思ってもらえるものを作ることで、僕らの成長というか、新しい一面を見せることができるといいなと思いながらレコーディングに励みました。
──『Stay Gold』のレコーディングはいかがでしたか。
保住 等身大のまま、ゆるく楽しむイメージで音に乗ってレコーディングしたので、割とスムーズに収録することができたと思います。
吉永 僕は、最初のレコーディングということで張り切りつつも、「浮かれたいね」って歌詞には書いてありましたけど、浮かれすぎないようにしながらレコーディングしました。
堀江 仲の良い、気の置けない友達と一緒にいる時の、何とも言えない青春感と自然な微笑みを意識しつつ、サビでは打って変わって盛り上げるように歌いました。
上村 サビはリズミカルで盛り上がる感じですが、歌詞の通りになるべくゆるやかに歌いました。気張らない雰囲気が伝わればと思いつつ、メリハリを意識しました。
(C)Kiramune Project
──今作には、初挑戦となるユニット内ユニット曲も収録されています。チーム分けはどのように?
保住 レパートリーとしてユニット内ユニット曲があってもいいよね、という話はずいぶん前からあって。「ソロもやったし、次は何をする?」という話から、今回やってみることになりました。
上村 組み合わせはスタッフさんから提案されて、「いいですよ」と決まった感じです(笑)。
保住 「グーパー」とかで決めたわけじゃないですよ(笑)。
──それではまず、保住さんと吉永さんが歌った『MONSTER』について、楽曲のイメージをお聞かせください。
保住 僕ら二人はユニットの中では元気寄りメンバーということもあって、強いイメージの曲をやりたいなと。拓斗と一緒に、何曲か候補を聴いて選ばせてもらいました。
近未来感をコンセプトにした曲で、「今感じている日常が正しいものなのか疑って、今を超えてゆけ」という感じのどこか生意気さを感じるような雰囲気を意識して歌いました。
吉永 ちょっとスレてる主人公みたいな感じがいいですよね。音として聴いた時のノリを大事にしたいということで、英語のフレーズが多くなったのかな、と。結果的に聴いてくれる人の背中を押すような曲になったんじゃないかと思います。
上村 イントロからかっこいい攻め攻めの曲かなと思いつつ、サビの展開なんかは安心感もあって……二人の良さが出ている曲だよね。
堀江 サイバーパンクなアニメのオープニングのような印象を持ちました。近未来的な世界観を上手く表現しているなと思います。
──上村さんと堀江さんの歌う『マジックアワー』はいかがでしょうか?
堀江 最初に二人ずつで歌うと聞いた時に、「僕はきっと保住とペアではないな」と思いました(笑)。
上村 僕も何となく「堀江くんと組み合わせになるんじゃないかな」とは思っていました。そして、楽曲は僕ら二人の良さを出すなら、きっと歌い上げる曲になるだろうなって。
堀江 一番大事にしたかったのは「デュエット曲をやる意味をちゃんと持たせる」ということでした。歌詞だけじゃなくメロディや音でも、一つの世界の中でちゃんと個として僕たち二人が存在し、異なる存在でありながらも同じものをちゃんと見ているみたいな……そんな思い描いていた世界観を上手に表現してもらえたな、と感じています。
上村 作詞の話し合いをとても丁寧にしながら作っていきました。神聖で特別な空間の雰囲気を出したいということで、何度もやりとりをしながら詰めていった感じです。
吉永 本当に良い曲。歌詞もめちゃくちゃ良いんですよ。
保住 そうだね、二人にピッタリの綺麗な歌詞だと思います。ハモも主線として聴こえるようなデュエットの仕方も素晴らしくて。ぜひライブで生ハモしていただきたい!
──他の収録曲につきまして、制作秘話がありましたらお聞かせください。
上村 『Make you mine』は、主線よりコーラスのほうに力を入れて録ったんじゃないかと思うぐらい、時間をかけて収録しました。一番最初に歌ったのが僕だったので、曲の方向が決まってしまう責任を感じながらの収録だったのですが、スタッフの皆さんから褒めてもらえたので、それに乗せられて歌うことができました。
堀江 僕が難しいと思ったのは『All my heart』のラップパートですね。てっきりラップは全部拓斗が歌うんだろうなと勝手に思っていたら、ガッツリみんなで歌うことになってビックリしました。
吉永 完成した曲を聴いて、いい意味で驚いたのは『LIVE COALS』でした。とても壮大な曲で、絶対ライブで化ける曲になるんじゃないかなと思っています。
上村 僕はこの曲が一番苦戦しました。今の自分でどう表現するか模索した感じがあって。
保住 僕もこの曲、大変だった。
上村 数年前に歌っていたら、もっと違う歌い方をしていた気がして。
保住 もっとキラキラしてたと思う。
上村 そうだね。力強さが加わったのかな?
保住 今回の収録曲は全部の曲にいい意味でルーズさがあるので、それが今の僕らだからこそ出せる余裕につながっているのかもしれないなと思いました。
(C)Kiramune Project
──『Stay Gold』のMV撮影時のエピソードがありましたらお聞かせください。
保住 僕たちのプライベートを覗いてもらう、みたいなイメージですよね。「仲間同士で旅行しようぜ」という雰囲気で、『Stay Gold』の曲のコンセプトそのままに、いい意味で全く頑張ってないというか「いつOKが出たんだろう?」という感覚で……気張らずに撮れたMVだと思います。
上村 天気にも恵まれたよね。最後のほうにパラッと雨が降ったけど。ちゃんと夜まで撮れてよかった。
吉永 僕はキャンプっぽいことがたくさんできて嬉しかったです。薪割りとか焼きマシュマロとか。本当に遊んでいるような感覚でした。
堀江 実はダンスシーンは「サビだけ踊ってみよう」とレーベルスタッフから言われた時、メンバーは全員懐疑的だったんです。いきなり山の中で可愛らしいフリのダンスを踊り始めたら、シュールなことになるんじゃないかって。でも結果としてすごく良い映像になったので、スタッフの判断を疑ったことを今は申し訳なく思っています(笑)。
──最後に、この夏のライブツアーへの意気込みをお願いします。
保住 僕らの新しい一面をステージで見せることができればいいなと思います。前作の『neon』の楽曲に、今回のミニアルバムの曲を上乗せして、皆さんに楽しんでいただけるライブにしたいと考えています。
堀江 今回のミニアルバムの曲が加わったことで、真新しさを感じていただけるセットリストになるはずです。ワクワク感だけでなく適度な緊張もあったりしますが、成長した僕たちの姿を見せることができたら嬉しいです。
上村 今回のミニアルバムのタイトルにかけて、ライブのタイトルを「みんなで一つになる」という意味の『We will be united.』にさせていただきました。『we will....』ありきのライブ、それもSparQlewとしては初の声出し解禁ツアーとなりますので、より完成されたステージを楽しんでもらえたらと思います。
吉永 ミニアルバム発売日の週末がライブ初日となります。とにかくミニアルバムをめちゃくちゃ聴き込んで来てください(笑)。新しく振り付けが入ったりして、僕としても新しい試練というか進化のタイミングだと感じています。素敵な夏の思い出をファンの皆さんと作れたらいいなと思っていますのでぜひ楽しみにしていてください!
(C)Kiramune Project
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