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設立4年目で欧州上陸 高級クロスオーバー発売へ

中国の高級EVブランドであるHiPhi(ハイファイ)は、電動クロスオーバーの「X」を欧州市場に投入することを明らかにした。ドイツの認証機関テュフズードによるホモロゲーション試験を「記録的な速さ」で通過したとされる。

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設立4年目の新興ブランドであるHiPhiが欧州市場に参入するのは初めて。最初の1台となるXは、快適性とテクノロジーに重点を置いたクーペ・クロスオーバーと称されている。その後、欧州ではグランドツアラーの「Z」と、上海モーターショーで発表される第3のモデル「Y」も投入される予定である。


HiPhi X    HiPhi

Xは、97kWhのバッテリーを搭載し、中国小型車テストサイクル(CLTC)での航続距離は最大650kmとされる。デュアルモーターによる最高出力は535ps、0-100km/h加速は3.9秒を実現するという。

中国では、航続距離705kmの120kWhバッテリーも用意されているが、欧州にも導入されるかどうかは今のところ明らかではない。欧州では、4人乗りと6人乗りの仕様が発売される予定だ。

Xの最大の特徴はインテリアとされている。17スピーカーのオーディオシステム、19.9インチの助手席向けタッチスクリーン・インフォテインメント・システム、カスタマイズ可能なフレグランスシステムが搭載される。また、8.0インチのタッチスクリーンや「旅客機風のシート」も標準装備されている。

インフォテインメント・スクリーンには、角度を調整する「業界初のロボットアーム」が備わっているという。

欧州向けの価格はまだ明らかにされていないが、2021年に発売された中国仕様車は約60万人民元(約1170万円)からとなっている。販売開始から約半年で高級EVとしては中国のベストセラー車になるなど注目を集めている。

Xに続いてZもすでに発表されているが、4月18日に開幕する上海モーターショーでは、HiPhiにとって3台目の市販車となるYを発表予定だ。Yは低価格のエントリーモデルとなる見込みで、ブランド販売を拡大し、グローバル戦略の旗手となることが期待されている。