坂本勇人(写真:AP/アフロ)

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下位に低迷する巨人。批判の矛先が向けられているのは主将・坂本勇人だ。

文春オンラインが2022年9月10日に配信した記事によると、坂本は肉体関係を持った20代女性から妊娠したことを打ち明けられた際、「おろすならおろすで早い方がいいやろ?」などと中絶を望むような言葉をかけたという。精神的に追い詰められた女性は自殺未遂を起こす事態に。当事者間での示談は成立しているというが、衝撃的な内容だった。

他球団選手も「坂本さん大丈夫なの?」

「他球団の選手たちから『坂本さん大丈夫なの?』と聞かれました。もちろん、坂本も厳しい視線が向けられていることは感じ取っている。活躍しても試合中に笑顔はほとんど見られず、ベンチでチームメートと会話を交わす様子も少ない。居心地は悪いと思います」(スポーツ紙記者)

今回の「中絶トラブル報道」をめぐる巨人の球団フロントの対応についても疑問の声が少なくない。

「当事者間で示談が成立しているので、被害者の心情を考えて事を荒立てたくないのかもしれませんが、巨人ファンを失望させたことは間違いない。このまま坂本が試合に出続ける方が不自然な感じがします。今回の報道が事実なら、野球人の前に1人の人間として許される行為ではない。事の重大性を理解させるためにも、登録抹消させた方が良いと思います」(スポーツ紙デスク)

ペナントレースは残り12試合。1.5ゲーム差で追いかける3位・阪神を逆転すればCS進出の可能性もある。坂本は今後も試合に出場し続けるか。逆風が収まらないことは覚悟した方が良いだろう。(中町顕吾)