健康そのものに見えた允翼さん。しかし、1歳5カ月のときに、全身の筋力が徐々に低下していく神経疾患である「脊髄性筋萎縮症」と診断された。「言葉が出るのが早く、教えていない単語やアルファベットもすらすら出てくることには驚きでした。『Wの積み木を取って』などと、具体的に、そばにいる人に頼まなければ何もできないから本人も必死だったのでしょう」香理さんがそう語るように、允翼さんは利発な子供だった。学齢期が近く