4カ月振りの復帰戦となるジョルジオ・ペトロシアン。左の拳は完治しているのかが気になるところだ

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ジョルジオ・ペトロシアンが復帰を果たす「Fight Club Group & Canary Kickboxing Federation presents It’s Showtime 53」の開催が、いよいよ今週末12日(土・現地時間)に迫ってきた。

スペインの離島、カナリア諸島最大の島テネリフェのパベリョン・サンチアゴ・マルチンで開催される同大会で、7月に日本で日菜太と戦い古傷の拳を傷め、9月に行われた70キロトーナメントの欠場を余儀なくされたジョルジオ・ペトロシアンが復活を果たす。

対戦相手のゼベン・ディアズは地元テネリフェ島出身で、ボクシング出身のファイター。6月のマドリッド大会ではヤフス・カバヤシを倒しているが、翌月にはスペインのマラガで行われたウォーレン・スティーブルマンス戦に敗れている。32歳のファイターにとって、地元で迎える大一番だが、いささか荷が重い相手であることは否定しようがない。

逆にペトロシアンにとって、最大の敵は対戦相手であるディアズではなく、自らの拳の具合という見方も成り立つ。現時点で世界最高のキックボクサーも、戦うたびに拳の負傷を繰り返すガラスの拳の持ち主だ。ペトロシアンの左の拳が、どこまで完治しているのかが、この試合のポイントになることだろう。

また同大会ではIt’s Showtime95キロ級世界選手権試合も行われ、王者ダンヨ・イルンガがローレン・ハビエル・ホルヘの挑戦を受ける。コンゴ出身、ドイツ在住の王者はレミー・ボンヤスキーに師事を受け、頭角を現したキックボクサー。

今年3月にウェンデル・ロシェから判定勝ちを収め、It’s Showtime 95キロ級世界タイトルのベルトを手に入れた。戦績は36戦して32回のKO勝ちがあるハードパンチャーだ。

対する挑戦者ホルもまたテネリフェ出身で、自らがチーム・ローレンを率いる27歳。今年6月には本来の階級より重い体重でタイロン・スポーンに敗れたが、キャリア80戦で73勝(※20KO)4敗3分という記録は、対戦相手のレベルを問わず無視できない。
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