《報道番組「続けてほしい!」司会者TOP10》水卜アナを抑えたトップ2は“二大巨頭”の男性アナ
テレビ司会者は、いまや視聴率と同時に“炎上耐性”でも評価される時代。一つの失言がSNSで切り取られ、瞬く間に拡散する。ゲストの暴走をうまくさばくか、自ら火種をまくか。同じ司会でも、そこで手腕は天と地ほどに違って見える。
10代から80代の男女1000人に聞いた「続けてほしい」情報・報道番組の司会者は誰か。
10位 南原清隆/『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)
お昼の情報バラエティーの中核を担うナンチャン。人を傷つけない明るさが武器?
「人を貶すコメントがなく、見ていて元気と尊敬の念を抱く」(48歳・女性)、「司会者の中でいちばん嫌みがなくて、まだ許せる人」(59歳・男性)。“不快感のなさ”が10位入りの最大の理由だった。
9位 桝太一/『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)
元日テレアナの知性派。「伝え方が的確でわかりやすい」(57歳・女性)、「話し方が非常にわかりやすく、知的であると感じる」(21歳・男性)。研究者としての顔も持つ落ち着きが、幅広い世代から支持された。
8位 大越健介/『報道ステーション』(テレビ朝日系)
NHK出身の大越氏は、'22年から同番組メインキャスターに。「発言の中に自身の意志を感じられる」(82歳・女性)、「忖度しない姿勢」(66歳・女性)、「大越さんが担当されるようになってから、報道ステーションの格が上がった」(57歳・女性)。好評の一方、「やめてほしい」側にもランクインしている。
7位 上田晋也/『上田晋也のサンデーQ』(TBS系)
長きにわたって日曜昼の顔だった『アッコにおまかせ!』の後継、4月スタートの新情報番組を担当。
「ツッコミがとてもいいから」(58歳・男性)、「堅くない楽しい番組になる」(58歳・女性)、「司会ぶりはうまい人なので悪くはないかと思いました」(53歳・女性)。新番組への期待感が票に。
6位 有働由美子/『有働Times』(テレビ朝日系)
元NHKのベテラン女性アナ。「冷静な発言もするが硬すぎずユーモアもある」(44歳・女性)、「人間味あふれる解説は唯一無二」(57歳・女性)、「フリートークの際に、人間力が出る」(51歳・男性)。硬軟自在が人気の理由に。
5位 ビートたけし/『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)
政治・社会問題を斬る討論バラエティーの総合司会を30年以上。
「忖度しない感じがいい」(61歳・女性)、「テレビ局の言いなりにならない発言がある」(50歳・女性)、「言いたいことをハッキリと言ってくれる」(57歳・男性)。“歯に衣着せぬ”姿勢が高評価だ。ただ、大御所は「やめてほしい」側も上位にランクイン。評価が完全に二分している。
4位 川島明/『ラヴィット!』(TBS系)
朝の情報番組としてスタート当初は“朝からバラエティー”に批判の声も多かった同番組。それを朝の人気番組に押し上げた立役者だ。
「朝から幸せな気持ちになる」(35歳・女性)、「ツッコミが的確で、芸人をゲストとして出演させてもうまくまとめられる」(18歳・女性)、「時事ネタを一切やらず、番組の明るいイメージと一致している」(45歳・男性)、「朝のワイドショーに革命を起こした!」(53歳・女性)。やはり特に若い世代の支持が際立った。
3位 水卜麻美/『ZIP!』(日本テレビ系)
日テレの看板アナ。とにかく多かった意見が“元気”。
「いつも朝早くから元気で癒される」(55歳・女性)、「明るく元気でこちらまで気分が良くなる」(43歳・女性)、「明るく親しみやすいキャラクターで、朝の番組にふさわしい安心感がある」(19歳・女性)、「普段は親しみやすいが、きちんとニュースのときは切り替えられる」(59歳・女性)。
堂々の1位は、男性アナウンサーの“二大巨頭”ともいえる2人が票を分け合った。
1位(同率)羽鳥慎一/『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)
まずは元日テレ、現フリーアナウンサーの羽鳥。
「番組出演者の不適切な発言があっても実にうまくさばき、切り抜けている」(74歳・男性)、「ゲストがヒートアップしたりしても落ち着いて公平にうまくまとめる」(57歳・女性)、「冷静で論点をずらさない中立としての司会」(18歳・女性)、「自己主張しすぎず、ユーモアがあって、取りまとめがうまい」(75歳・女性)。
1位(同率)安住紳一郎/『THE TIME,』『情報7daysニュースキャスター』(共にTBS系)
平日朝と土曜夜の二刀流をこなすTBSの看板アナ。
「アナウンサーにはあまりいないキャラクター」(49歳・女性)、「視聴者に寄り添った落ち着いた進行ができる一方で、必要な場面ではきちんと厳しい視点も持っている。朝の情報番組でも重たいニュース番組でも自然体で見られる」(52歳・男性)、「ベテランアナウンサーらしく言葉選びも的確だし、その縛りの中でしっかりとむちゃなことも言えて場が明るくなる」(54歳・男性)。
ちなみに「続けてほしい」ランキングで1位の安住紳一郎は、「やめてほしい」では驚異の1票のみ。同率1位の羽鳥慎一も15票だった。“嫌われない”ということが、いかに難しく、そしていかに尊いか─。
