初回無死、2球目を投じた山崎伊織は表情をゆがめ交代した(カメラ・山崎 賢人)

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◆ファーム・リーグ 巨人―広島(3日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人・山崎伊織投手(27)が2軍戦で実戦復帰するも、初回わずか2球で緊急降板した。

 3月6日のオープン戦・オリックス戦(京セラドーム)以来58日ぶり、右肩コンディション不良での離脱後は初となるマウンドへ満を持して上がった。1番・岸本に対し、初球は145キロの直球でファウル。その直後だった。144キロの速球が外角へ外れると、自らベンチに向かって違和感を訴えた。

 急いでマウンドに駆けつけた大竹投手コーチらとともにベンチへ下がり、そのまま交代がコールされた。まさかの出来事に、満員で埋め尽くされたGタウンは騒然となった。

 降板から約30分後、歩いて駐車場に姿を現し「僕もまだ(詳細は)分からない。明日(状態を)診てみないと分からないです」と足早に車に乗り込んだ。

 5年目の昨季チームトップ&自己最多11勝で3年連続2ケタ勝利をクリアし、今季の開幕投手筆頭候補に挙がっていた右腕。しかしシーズンインまで2週間を切っていた3月15日に故障班入り。以降は懸命にリハビリを続けてきた。

 4月15日に座った捕手へのブルペン投球を再開。同22日、29日と2度ライブBPで対打者へのピッチングを行い、着実にステップを踏んでの実戦復帰だった。この日は午後1時プレーボールに合わせて午前9時すぎからキャッチボール、ノックなどで最終調整。笑顔もみられていた。

 球団は試合後、右肩の違和感のため降板したと発表した。

 ◇山崎の今季実戦登板

2月21日 ヤクルト(那覇)2回32球2安打無失点2奪三振

2月28日 韓国サムスン(那覇)3回48球1安打1失点4奪三振

3月6日 オリックス(京セラD)4回60球2安打無失点3奪三振

5月3日 2軍・広島(Gタウン)0回2球