トリニータ運営の大分FC、3期ぶり赤字 スポンサー料減収やスタッフ増員が要因
J2・大分トリニータを運営する大分フットボールクラブは28日株主総会を開き、今年1月までの昨年度の決算が3期ぶりに赤字となったことを発表しました。
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大分フットボールクラブは28日、小沢正風社長が株主総会後に会見を開き、昨年度の決算を公表しました。
(大分FC・小沢正風社長)「2期連続黒字にしてきたが、ここにきてマイナスの赤字となった」
クラブによりますと、昨シーズンの売上高は17億6900万円で前の年より5000万円減り、当期純利益は800万円のマイナスと3期ぶりの赤字決算となりました。
要因としては、大口スポンサーの撤退などによる減収や、新たにアカデミー部門でコーチングスタッフを4人増やしたことなどを挙げています。
(大分FC・小沢正風社長)「スタジアム以外での収益事業はクラブが存続できるひとつのポイント。そこは今社員のみんなと協力しながら作り上げているところです」
また秋春制へのシーズン移行に伴い、今期は決算を2月から6月末までの5か月間とした上で7月から新年度に入るということです。
赤字1億8千万から圧縮したものの 課題山積
(渡辺敬大キャスター)
大分フットボールクラブは厳しい経営の舵取りを迫られています。
クラブの累積赤字は新型コロナの影響などもあり、2022年度に1億8000万円まで膨らみました。
その後、2年連続の黒字でおよそ6000万円まで圧縮したものの、今回は3期ぶりの赤字を計上。累積赤字は6900万円になり、依然として予断を許さない状況が続いています。
現在、クラブはホームスタジアムとなる「クラサスドーム大分」の年間使用料など、県からおよそ9500万円の免除を受けています。
支援を続ける県は徹底した経費節減を求める一方、必要なポジションへの積極的な選手補強による戦力維持も提言しています。
大分FCは「経営基盤の強化」と「チーム力向上」というこの相反する課題をどう両立させていくのか、難しい判断が続きます。
