メラニア夫人がABC司会者の処分を要求 侮辱発言を「憎悪的で暴力的」と批判 トランプ大統領も「明らかに度を超えている」
トランプ大統領の妻メラニア夫人は27日、ABCテレビに対し、番組の司会者が自身を侮辱する発言をしたとして、処分を求めました。
4月23日、人気コメディアンのジミー・キンメル氏(58)が司会を務めるABCテレビのトーク番組で、2日後に予定されていたホワイトハウス特派員の夕食会を題材にしたパロディーが放送されました。
そのなかでキンメル氏は少女買春などの罪で起訴され自殺した富豪、エプスタイン氏とトランプ大統領の関係について揶揄したほか、メラニア夫人について、「とても美しい。未亡人になるのを待っているような輝きだ」と発言しました。
メラニア夫人は27日、自身のSNSで、「キンメル氏の憎悪的で暴力的な発言は、私たちの国を分断することを目的としている。臆病者であるキンメル氏は、ABCの陰に隠れている。ABCが立場を示す時だ」と投稿し、キンメル氏への処分を求めました。
また、トランプ大統領もSNSで、夕食会に武器を持った人物が現れたことに触れ、「キンメル氏の卑劣な暴力の呼びかけに、多くの人が強い憤りを感じていることに感謝する。これは明らかに度を超えている」などと投稿し、キンメル氏が直ちに解雇されるべきだと主張しました。
キンメル氏の発言をめぐっては、2025年9月、アメリカの保守系活動家が暗殺された事件に関する発言が不適切だったとして、ABCが一時、番組を降板させていました。
一方、キンメル氏は27日夜の放送で、「明らかに、(大統領)夫妻の年齢差をネタにしたジョークで、暗殺を呼びかけるような内容ではなかった」と冗談を交えながら説明しました。
また、「憎悪や暴力をあおるようなレトリックは拒絶されるべきなのは同感だ。そのようなレトリックを沈静化させるための第一歩として、あなたが夫と話し合ってみてはどうなのだ。トランプ氏が言いたいことを自由に言う権利があるのと同じように、あなたも私も、みんなその権利を持っている。憲法のもと、我々アメリカ人には『言論の自由』が保障されているのだから」と強調しました。
