トイレに行きたくて30キロオーバー、高齢女性をはねて死亡させる
2024年11月、甲府市内の国道を歩いて渡っていた高齢女性をはねて死亡させたとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)に問われた笛吹市の男性会社員(53)の初公判が24日、甲府地裁(田中優奈裁判官)であった。
女性をはねた際は80キロ近い速度を出していたとされるが、その理由が「トイレ」だったことが公判で明らかになった。
起訴状などによると、男性会社員は24年11月7日午後5時半頃、甲府市の国道411号で、制限速度を約30キロ上回る時速約77キロで乗用車を運転し、道路を横断していた、近くの女性(当時82歳)をはねて死亡させたとされる。
罪状認否で起訴事実を認めた男性会社員は、その後の被告人質問で速度を出していた理由を問われ、「トイレに行きたかった。早く用を足したかった」などと説明した。
その後の論告で検察側は、「運転者の重要な義務である制限速度を守り、前方左右を注視することを怠った過失は重大」などと指摘。禁錮1年2月を求刑し、即日結審した。判決は5月8日。
