ここまでグループCで4位のインドネシア代表。(C)Getty Images

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 6月の北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、5日にホームで中国代表、10日にアウェーで日本代表と対戦するインドネシア代表が5月18日、バリ島で26日から実施するトレーニングに参加するメンバー32人を発表した。このうち19人が帰化選手だという事実に、中国メディアは衝撃を受けているようだ。

『捜狐』は5月19日、「帰化ブームがアジアのサッカー界を揺るがす!インドネシアの19人の帰化選手からなる驚異的なラインナップが明らかになり、中国代表は生死をかけた戦いで壮大な脅威に直面する!」と題した記事を掲載。次のように伝えた。

インドネシアサッカー協会はアジア最終予選に向けた32名のトレーニングリストを公式発表した。このリストの最大の注目点は、19名の帰化選手がメンバーの大半を占めていることだ。その帰化選手が主力を占め、その戦力は決して侮れない」

インドネシア代表には、ヨーロッパ5大リーグでプレーした経験を持つ選手が多数在籍している。オランダベルギーの出身者も多く、国内外で高い評価を得ている選手もいる」

 同メディアは「中国代表にとって、インドネシア代表のビッグリスト発表は間違いなく大きな問題だ。インドネシア代表の帰化選手と強力なメンバー構成は、中国代表の準備をさらに難しくする」と危機感を露わにした。

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 そして、「中国代表を侮ってはならない。インドネシア代表の実力と選手層の厚みは羨ましいほどだが、中国チームにも独自の強みがある」と自国代表への期待を綴り、こう締め括っている。

中国代表にとって、これは厳しい試練となるだろう。綿密な準備と全力でのパフォーマンスによってのみ、この厳しい戦いで貴重な勝利を勝ち取ることができる」

 ここまで勝点6で最下位と崖っぷちの中国と、同9で4位のインドネシアの一戦は、文字通りの大一番。中国メディアは相手のメンバーに戦慄を覚えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部