サウジアラビアと引き分けた日本代表。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

[北中米W杯アジア最終予選]日本 0−0 サウジアラビア/3月25日/埼玉スタジアム2002

 日本代表は3月25日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第8節で、サウジアラビア代表をホームに迎え、スコアレスドローに終わった。

 すでにW杯出場を決めている森保ジャパンは、5−4−1のブロックを作って守備を固める相手に対し、圧倒的にボールを支配。チャンスは創出したものの、ゴールが遠く、無得点に終わった。

 2シャドーの左で先発した鎌田大地は「もちろん勝ちたかったですけど、あれだけボールを保持できて、相手にチャンスを与えることもなくしっかり無失点で終われたので、悲観するような内容じゃない」と試合を振り返りつつ、サウジのベタ引きは予想外だったと明かす。

サウジアラビアぐらいの国が、これだけ引いてくるっていうのは思ってもみなかった。向こうはある程度割り切って、勝点1狙いのサッカーをしてきた」

【画像】日本代表のサウジアラビア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 最高点は初スタメンの20歳など4選手。MOMはリンクマンとなった15番
 そのうえで、「あれだけ引いた相手に対して、前半はうまくチャンスを作れてましたけど、相手も修正をしてきて。もう少し自分たちの明確なビジョンというか、チームとしてやるべきことを作らないとダメだなと思います」と課題を指摘した。

「もっとシンプルにクロスを上げてそこに入り込んだりだとか、自分たちがどうした方がいいのか、そこまで共通意識がなかった。外に10番(シャドー)が開くのはいいですけど、逆にクロスに入れなかったりだとか、そういうのもあった。もっとシンプルに怖いことをやり続けてもよかった」

 いわば想定外の事態が起きた時に、どう共通意識を持って戦えるか。この一戦が本大会に向けていい教訓となったのではないだろうか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)