前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥【写真:浜田洋平】

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クルーザー級10戦無敗のカーソンが語る

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、スーパーバンタム級転向初戦でWBC&WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)と戦うと米メディアで報じられている。フルトンと同門で、重量級無敗の米国人ファイターが勝敗予想。同胞に肩入れしながらも、「モンスターはヤバすぎる。自信満々に前に出てくる」と戦々恐々としている。

 ボクシング専門YouTube「YSMスポーツメディア」に登場したのは、クルーザー級でデビューから10戦無敗(7KO)のムシン・カーソン。同じジムで練習するフルトンが、井上と対戦が報じられていることについてインタビュアーに問われると、ニヤリと笑い「モンスター!」と口にした。

「クールボーイ(フルトンの愛称)対モンスター? オレはクールボーイ(の勝利)を予想するよ」と、対戦が実現した場合はフルトンに分があると予想。ただ、「モンスター・イノウエはヤバすぎる。自信満々に前に出てくるんだ」とも語っていた。しかし「だとしてもね」とフルトンの優位は揺るがないと考えているようだ。

 バンタム級で4団体統一に成功した日本人王者の圧倒的な強さに戦々恐々しながらも、同胞に肩入れしたカーソン。「フルトンはただただ洗練されている。滑らかに、どう動くべきか知っているんだ。どう対処すべきかもわかっている。難しいファイトになるだろう」と分析していた。

(THE ANSWER編集部)