直轄6市の市長選を漫画化、候補者をモデルにキャラクターを描く/台湾
ウェイさんは2009年に国民党の馬英九(ばいえいきゅう)氏と民進党の陳水扁(ちんすいへん)氏の2人の総統の争いを描いた「馬皇降臨」で話題を集めて以降、選挙を題材にした漫画を次々と発表してきた。ウェイさんは中央社に対し、政治は常に台湾において大きな話題だと話す。「馬皇〜」を描いた当時は、新聞に掲載される風刺漫画を除き、政治を題材とした漫画が少なかったと振り返る。SNS(交流サイト)が普及してから、政治をテーマとした作品が増えてきたのを感じているという。
今年は候補者の届け出の時間が比較的遅かったため、8、9月から今作の制作に集中して取り組んだというウェイさん。精霊からの好感度を高めるために各陣営の候補者が努力するという物語であるため、キャラクターの外見のデザイン上、美男美女に仕上げたのだという。
作品には新型コロナウイルスも登場する。候補者が精霊を追い求める上で、新型コロナがその妨げになるとの設定も盛り込まれた。
ウェイさんは、毎回の選挙戦の終盤には社会はやや緊張した雰囲気になると話す。作品の最後に出てくる「最後がどうであれ、毎日を生きていかなければならない」との言葉を紹介し、漫画を通じて心を軽くし、楽しい気分になってもらえればと語った。
漫画は30日発売。26日に台北市内の書店2店舗で先行販売される。
(王宝児/編集:名切千絵)
