【上海IPO】軍需設備向け半導体チップを扱う浙江臻鐳科技股フェン、18日より公募開始
同社は端末RFフロントエンドチップ、RFトランシーバーチップ、高速高精度ADC/DAC、電源管理チップ、マイクロモジュールなどの開発、生産、販売や技術ソリューション提供を主業務としている。無線通信端末、通信レーダーシステム、電子システム給電などの軍事用分野をメインに、移動通信システム、衛星インターネットなどの民間用分野の開拓も進めている。同社は国家の重大設備の核となる半導体チップ製品を生産しており、中国国内において技術的な先発者優位を獲得している。IC(集積回路)チップ製品の技術性能は国内一流レベル、世界先進レベルである。
中国では工業の発展、国による強力な産業振興政策に伴いIC産業が急速に発展しており、2020年の中国におけるIC業界販売額が前年同期比17.01%増の8848億元に達した。向こう3〜5年は業界の技術発展、市場ニーズが高まり続けると見込まれている。また、中国の国防予算は2015年〜2020年に年平均6%以上とGDPを超える速度で増加していること、軍備の現代化、情報化が積極的に進められていることから、国防工業電子業界は発展の好機を迎えている。軍事設備向け半導体製品を主力業務としている同社にとっても見通しは明るいと言える。
2020年12月期の売上高は1億5212万元(前期比174.35%増)、純利益は7693億元(同1738.23%増)。2021年1〜9月の売上高は7400万元(前年同期比35.24%増)、純利益は3668万元(同12.61%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
