ヴァル・キルマー「実はがん治療中だった」

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過去に吐血し、「腫瘍ができて病院に搬送された」と報じられたヴァル・キルマー。彼から「専門医を紹介してほしい」と連絡を受けた元がん患者のマイケル・ダグラスは昨年、ヴァルにつき「俺が患ったのと同じ病気(がん)を患っている。調子は良くなさそうだね」と語りメディアを驚かせた。これにヴァルは「間違った情報だ」と反論しマイケルからは謝罪の手紙が届いたことを明かしていたが、このほどヴァルがファンの質問に応じ「がんであった」とするマイケルの主張が正しかったと事実上認めた。

これまで「がんを患っている」という噂を頑なに否定してきたヴァル・キルマーが、このほど「Reddit」にてファンの質問に応じた。その中でファンが「マイケル・ダグラスはあなたが末期がんだと言っていましたが…」と問いかけたところ、ヴァルはこう返事をしている。

「彼は僕を助けようとしていたんだと思う。メディアに僕の居場所を聞かれたりしたんだろう。そう、僕はがんの治療中だったんだ。」

そして今のヴァルの症状は?

「まだ舌は腫れているけれど、絶えず良くなっているんだ。でも前の声には戻っていない。だから人に体調が悪いと思われてしまう。」

がんを公表することで、メディアの報道が過熱すると懸念したのであろうか。仕事への影響を心配した可能性もあるが、ヴァルにはどうしても真相が明かせなかったようだ。

ちなみにマイケルはステージ4の舌がんを患うも、治療を経て見事に克服している。なおヴァルは今後も話し方が元に戻るよう治療やトレーニングが必要だというが、仕事も続々入れており病に伏せた状態ではない。憶測が憶測を呼んでいただけに、今回の公表と経過報告で安心したファンは多いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)