博報堂生活総合研究所は11月26日、今年生活者が関心を示したと思われるモノやサービス、コンテンツ事例(ヒット商品)に関する調査「今年のときめき」ランキングの結果とその分析について発表した。

同社は、「今年のときめき」を「欲しくなったり、体験したくなって、ワクワクしたこと。または、実際に購入や体験をして感動したこと」と定義している。

同調査は、15歳から69歳の男女1008人を対象に、新聞・雑誌・Webなどから収集した約450の事例のうち80項目について調べたもの。

ランキングのトップを獲得したのは、高級ホテルのような「おもてなし」を味わえる観光列車や足湯が設置された新幹線など、移動手段である列車で「質」の高い体験を楽しめる旅行である「特別列車旅行」(64.9%)だった。以降、3Dプリンタ(64.7%)、USJのハリー・ポッター(62.3%)と続く。

同調査の結果から、生活者の価値観が「安さ」から「質」へ動いていることがうかがえるとして、同社は、2014年のキーワードを「体験の品質」と掲げている。

さらに、生活者のときめきを読み解くキーワードとして、「体験品質」について「感動を広げる」「未来を感じる」「普通を高める」という3つのキーワードを挙げている。

○「今年のときめき」ランキング(全体)トップ10

男女別で見ると、男性のランキングでは3Dプリンタがトップになった一方、女性のランキングでは14位と、デジタルテクノロジーに対する男女の意識差が浮き彫りとなった。

また、男性は高音質音楽プレーヤー、SIMロックフリー端末が上位にランクインしており、同社は「趣味や嗜好に関する新規格の技術に心を動かされているよう」としている。

女性は特別列車旅行、USJ「ハリー・ポッター」、ソチ五輪がトップ3になり、非日常のファンタジーにときめいている意識がうかがえるとしている。