盲腸の手術に300万円―アメリカの医療費は超高い

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どんなにお腹が痛くても、歯が痛くても体調が悪くても我慢せず気軽に病院に行けるのは「国民健康保険」があるからです。

アメリカでは日本と違い、保険の加入が任意のため、加入している人としていない人がいます。

そのため保険に加入していない人は、病院や歯医者に行ったあと非常に高い医療費に目が飛び出しそうなほど驚くことが多いのです。今回はその請求書の一例を紹介しましょう。

●2億4千万円
この請求書には詳しい病名は書いていませんが、おそらく手術費用、入院費用そして治療費が含まれているものと思われます。一生かかってもとても払いきれないような値段ですね。

●腰の手術 1千万円
腰の手術をするだけで、なんと1千万円もかかってしまうのがアメリカ。この請求書には手術そのもののお金は含まれていないそうなので、さらに1千万円程追加される可能性があります。

●腹痛の検査 125万円
突然お腹が痛くなることってありますよね。この患者さんも夜中に腹痛でいてもたってもいられなくなり、病院に行きました。検査をして翌朝病院を出たのですから、そんなに長い時間いたわけではありません。約6時間の滞在で、この値段!ああ恐ろしや、アメリカ医療費!

●救急車で運ばれて、軽い検査 120万円
これも上記と似たようなケースです。救急車代と二日間の軽い検査入院で120万円。

●簡単な手術 1355万円
特に全身麻酔を使うような複雑な手術ではありませんが、1,355万円も請求されてしまいました。複雑な手術の請求書を見るのが怖いですね。

どうでしょうか。

これらの請求書を見ていると、日本では全員が国民健康保険に入らなければならないという義務の大切さがよくわかりますね。

アメリカに行く際は、任意の保険に加入するのをお忘れなく。

US medical bills
http://www.damncoolpictures.com/2014/01/us-medical-bills.html