「高齢者」とは何であったろうか思い出して貰いたい。僕は昭和21(1946)年生まれの団塊の世代として高度成長期を過ごした。その時代のことだ。そのころ中学卒業、つまり15歳で大量の集団就職者が地方から大都市に集められ、就業者となった。一方、定年年齢は長く55歳で、身の回りでも60歳を超えれば老人。70歳を超えればご長寿と見られていた。15歳から64歳が生産年齢と定義されてもそれほどおかしなこととは思わなかった。しかし