東京・大手町のオフィス街に、武将・平将門の首を祀った「将門塚」がある。一体なぜか。ノンフィクションライターの本田不二雄さんは「将門は平安時代中期、実力主義の武士の世を先取りする反乱を起こした武将だ。後の戦国武将たちによって、中央の圧迫に屈しない坂東武者のアイコンとして仰がれてきた」という――。平将門の伝説は後に歌舞伎の題材にもなった――豊原国周による浮世絵「前太平記擬玉殿平親王将門 市川左団次」