ナポリFWゴラン・パンデフは、FIFA年間最優秀監督賞でレアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督を選んだと明かしていた。だが、「テクニカルなミス」により、彼の票はスペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督に回ってしまったそうだ。マケドニアサッカー連盟が間違いを認めたのである。こうして、投票をめぐるミステリーが明確になった。

すべては、モウリーニョ監督の批判から始まった。同監督はデル・ボスケ監督が受賞した同賞の選出に不正の可能性があったと述べ、それがチューリヒでの授賞式に出席しなかった理由だと説明している。

この批判を後押ししたのがパンデフだ。同選手は、モウリーニョ監督に投票したものの、FIFAが発表したリストでは、デル・ボスケ監督を1位に、ロベルト・マンチーニ監督を2位に、ユルゲン・クロップ監督を3位に選んだことになっていると明かした。

パンデフはこの件について、「何があったか? 知らないよ。おかしなことがあった。僕はモウリーニョに、彼に票を入れたけど、その後で何があったのか分からないと伝えたよ」と話していた。

FIFAはこれに対し、パンデフが代表キャプテンとしてデル・ボスケ、マンチーニ、クロップの各監督に投票していたことを示すマケドニアサッカー連盟からのFAXを公表。「FAXには代表監督とキャプテン、連盟事務総長のサインがあり、連盟の公式印も押されている。よって、書類は正しく作成され、票が記録された」と発表していた。

そして、このミステリーの答えとなったのが、マケドニアサッカー連盟の説明だ。

「最優秀監督と最優秀選手を選出するFIFAの投票書類が届いたときに、連盟はパンデフとコンタクトを取り、彼はモウリーニョを最優秀監督に選んだ。しかし、書類を作成する上でテクニカルなミスがあったことにより、デル・ボスケの名前に印がつけられてしまった。だが、パンデフはモウリーニョに投票していた」