「絶対に20代、有村架純さん似がいい。私は理想が高すぎるんでしょうか?」婚活中・45歳男性の悩みに答えた
設定した条件が高いほど、設定した条件が多いほど、成功率(結婚できる確率)が減っていくのは当然のこと。
ムネヒロさんの場合、彼の条件にぴったりハマる女性は世の中に一定数存在するでしょう。
けれど問題は、その対象内の女性たちが45歳のムネヒロさんを選ぶかどうかで、その確率が低いのは自明の理。
ムネヒロさんの一度しかない人生ですから、ご自身のこだわりの条件を貫くのもいいでしょう。ただ、その条件設定の“現実”は知っておいたほうがいい。
◆9割失敗する――ずっと独身でいる人生になる覚悟が必要
ムネヒロさんが9割失敗するリスクも覚悟で、要するに圧倒的高確率でずっと独身でいる人生になることを覚悟のうえで、理想の結婚相手を探し続けるという覚悟があるのであれば、条件設定を変える必要はありません。いまの条件を貫き続けてもいいでしょう。
一方、9割失敗するチャレンジに人生を賭けたくないと思うのであれば、条件を下げる・減らすといった妥協が必要になってきます。
理想を追い求めるのはあきらめて条件を緩和していけば、結婚できる確率も上がっていくからです。
ムネヒロさんはここまで説明すると、暗い表情ながら、腑に落ちた様子でした。
「理想を追い求めた場合の成功率をきちんと把握して、失敗した場合のリスクを覚悟できるかどうか?ということですね。すごく当たり前のことだけど、僕はその“当たり前”をずっと見て見ぬふりしてきたんだと思います……」(ムネヒロさん)
◆“妥協”も尊重すべき大切な彼自身の価値観
筆者は婚活における条件設定は、ご本人の価値観を尊重しています。
ですから、成功率が低いことを承知で、高い理想を追い求め続けるという覚悟を持っているならば、その婚活を応援します。
ムネヒロさんの場合、高い理想を掲げていたのは彼自身の価値観です。
ですが、その理想が叶う確率が低いということを踏まえて、結婚できる確率を高めるために条件を下げる・減らすとしたら、その“妥協”もまた、尊重すべき大切な彼自身の価値観なのです。
<文/堺屋大地>
―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
